コラム記事

岩船岳①

ずっと行ってみたかった岩船岳へ、7月下旬某日、ついに行きました。

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8:30、宮島桟橋から、さあ出発です。
往復で、およそ8時間はかかると聞いていたので、よし!と気合を入れて歩きだしました。
お天気は快晴。朝といえど、猛暑の日差しは流石にキツいです。
ちょうど干潮で、厳島神社前の干潟を、西松原へ歩いて行けました。

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水族館は、オープン前だったので、まだひっそりと準備中です。
大元橋を渡り、トンネルを抜けると、ぱったりと人影がなくなります。
ここから先は、「観光地宮島」ではなく「居住地宮島」です。
ハラハラと、まるで雪が降っているような木がありました。
ミミズバイです。白い花弁が次々と散っていたんですね。
この辺りは、広島大学の植物実験場なので、植物は取ってはいけませんよ。

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桟橋から約1時間歩き9:30、多々良潟に着きました。
今日は、ここから奥の院の方へ行きます。
途中、変わった蛇を見かけました。えらく凄味があるな~と思いつつ、写真を撮りました。
家へ帰ってから調べてみると、マムシでした。宮島にもいるんですよ~
≪皆さん、知らない蛇には、くれぐれも近づかないように!
それから約30分ほど行き、「青海苔浦」へ抜ける山道の入口へ到着。

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道は、谷筋の急な上り坂です。
片側は谷なので、くれぐれも注意して上りました。
危ないところはロープがあるので、しっかり掴んで歩きます。
10:30、奥の院、岩船岳分岐の平らな場所(先峠)へ出ました。
この先は、少し平らな道です。ほっと一息、休憩してから出発です。

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尾根道を行き、ぱっと開けました。
後ろには、駒が林が見えます。今日行くのは、前方奥の、少しゴツゴツした山です。
まだまだ、遠いですねえ。
湧水があったので、タオルを濡らし、首に巻きました。(涼)
林の中では風がなく、林を出たら強い日差しで、負けてしまいそう…
山の切れ間から、瀬戸内海側の島が見えました。阿多田島でしょうか。

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10:55、海軍省の石標までやってきました。
林の中の道は、比較的きれいですが、落ち葉が積もっているので、滑らないよう気をつけて。
日向は、シダだらけで、足元が見えないところもあるので注意しましよう。
高安が原(陶晴賢最後の地)分岐に着きました。
谷へ下り、そのまま道なりに山の中を行くと、青海苔浦へ出ます。
今日は、そのまま真っすぐ進みます。
そのうち、巨石がゴロゴロ見られるようになりました。
弥山頂上にあるような大きな岩ですね。

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道は、急な上り下りをくり返し、倒木や巨石をくぐり乗り越え、手も足も使って進みます。
弥山への道と、随分感じが違いますよ。
坂道で、枯れ葉に足を取られないよう、ゆっくり行きましょうね。

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林の中を進むこと約1時間、やっと、視界が開けました。
対岸は、鳴滝(旧大野町)辺りでしょうか。
11:51、ルート表示がありました。
後ろは先峠、前は岩船岳、左へ下りると青海苔浦です。
(続く)

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