見つけたキノコを紹介します。
大元橋から多々良潟までの左手は、ずっと山の朔面で、良く見ると、結構キノコがあります。
多々良道(多々良潟~奥の院)は、雑木を通っていますので、見つける可能性は大きいですが、マムシがいるので、くれぐれも気をつけて!
アンズタケとアカイボガサタケは、共にキレイなオレンジ色で、目を引きます。
林に入ると、足の長いのや肉厚の、イグチの仲間が目立ちました。
枯葉と同じ色で見つけにくかったです。(しかし、「キノコ目」になると、違うそうですよ)
ホウキタケは、細かく枝分かれしていて、最初、朽ち木が崩れだしているのかな?と思いました。手のひらほどの大きな株で、見つけた時は、ちょっと嬉しかったですね。
下段中央の白いキノコが、約3メートル四方に、沢山生えているところがありました。
キノコですから、道だろうとお構いなし。踏むのが惜しいので、よけながら歩きました。
以前この時期に、大元公園ルートで、傘の径も柄の長さも20㎝越え、圧巻のオオオニテングタケが沢山見られたのですが、今回は見かけませんでした。
弥山ルートに比べ、全体的に種類も数も、少ないように思いました。
あちらは、人の行き来などが多く、空気が混ざって、胞子が散らばり易いせいでしょうか。
ある本で、キノコを始め菌類は、生と死を繋ぐ植物でも動物でもない生き物だと、読んだことがあります。
キノコの本体である菌糸は、森中を覆い、条件の整った場所で、キノコを地上に出します。
逆にいえば、何かのアクシデントで、条件が整わなければ出ないということ。
キノコから環境が見える…知れば知るほど、奥が深いですね。
植え込みやプランターにも生えていますから、歩く時には、ちょっと、足元も見てみませんか?