12月の暖かな日のこと。
潮の引いた大鳥居下には、沢山の観光客がいました。
そこへ鹿が!
若い鹿が6頭連れだって、やってきました。
お客さんたちは、びっくり!一斉にカメラを向け、撮っていました。
でも、鹿たちは知らん顔。ワイワイと水の中へ入って行きました。
波打ち際を走ったり、水に鼻を近づけたり、と~~っても楽しそうでしたよ。
「今日も、お客さんいっぱい!」「あの男子集団は修学旅行だね」
「ボクたち、注目されてるよ」「気持ちいいな~」って言ってるかも。
写真を撮っていると、鹿の方から近づいてきました。
「どれどれ、ちゃんと撮ってくれた?」「食べもの持ってる?」とでも、言いたそう。
流石、”宮島の鹿”。人慣れしている…
ひとしきり遊んだら、帰って行きました。
聞くところによると、鹿が水遊びをするのは良くあることで、海藻を食べたりすることもあるそうです。
私も、砂浜で鹿に遭遇することは、しばしばありました。
でも、あんなに楽しそうに磯遊びしている鹿は初めてでした。
さて、これは何でしょう。
はい、これはクラゲです。(死体ですが)
ヒクラゲと言います。
アンドンクラゲの仲間です。
傘は約20㎝、足(触手)は薄紫色で50㎝くらいありました。
瀬戸内海に普通にいるクラゲだそうですが、刺されると火のように痛いそうですよ。
(だから、漢字で書くと「火水母」)
御注意くださいね。