彼岸花の赤が似合う季節になりました。そういえば、田畑のない宮島には、咲くんでしょうかね。さて、『室浜砲台』から先、行ってみましょう。
『室浜砲台』の少し奥に、看板を発見。しばし休息を取って大江、大川浦方面へ向かって出発しました。
ところがこれが、とんでもない道でした。
道は続いているのですが、シダに覆われ、足元を探りながら、掻き分けながらゆっくりしか進めませんでした。まるで人生のような…?
道に沿って電柱が立ち、上を見ると、送電線がずっと続いていました。人間の建造物が、こんなに嬉しく心強いと思ったのは、正直初めてです。
悪戦苦闘して雑木を抜けると、廃屋がありました。ビニールハウスの骨組みや果樹棚が残り、大きく育った桜もありました。誰かがここで暮らしていた名残でしょうか。
美しい入り江もありました。「私しかいないんだ…」と思うと、さながらプライベートビーチ?いえいえ、魚網が干してあり、カキイカダが間近に望めました。
そして、砂浜に、鹿の足跡。私ではなく、鹿のプライベートビーチですかね。
午後1:30、シダと悪路と倒木に阻まれ、断念。道はまだ先へ通じていましたが、私のような歩きの素人を受け付けるほど、甘くはありませんでした。でも、いつか宮島を1周してみたいと、思いました。
では最後に、出会った生き物を紹介します。ウンチを見ながら、生き様を想像するのも、楽しいです。(※”ここからのMIYAZIMA VIEW”はお休みします)