天満宮は、廿日市の中央部篠尾山(篠尾城跡)の頂上に正覚寺と共にあり、地元の氏神様として親しまれています。
両社は、桜尾城主である厳島神社主家藤原氏が、鎌倉にある荏柄神社を勧請したものと伝えられているそうです。
秋祭では、大名行列のように神輿や毛槍が練り歩き、階段で行われる神輿の競り合いは、圧巻です。
宮社へ向かって階段を上っていると、左右に小さな祠があり、一番奥の行者堂まで行くと、まるで霊場巡りをしたような気分になります。
(左より「胡子神社」、「豊受神社」、「稲荷神社」)
(左より「淡島神社」と「琴毘羅神社」、「天満宮」、正覚寺奥にある「行者堂」)
宮社にある3つの鈴には、それぞれに「家内安全」「交通安全」「無病息災」「学業成就」等と書かれてあり、自分が祈りたい鈴が鳴らせるようになっていました。
欲深い私は、(もちろん)3つとも鳴らしました。数打ちゃ…てな具合です。でも、一つでも叶うといいな。
社内に奉納されている額の中に、美しい細工の額がありました。絵や写真はよく見かけますが、やはり、学業の神様だからでしょうか。
そして、今回気がついたのですが、門を守っている左右の大臣(?)像にも、狛犬と同じように「あ・ん」があるんですね~~。知りませんでした。
馴染みの場所でも、見方を変えると新発見がいっぱいあって、楽しいです。
では最後に、恒例「ここからのMIYAZIMA VIEW」です。本当に梅雨が明けたような美しい空。廿日市市街も一望できます。