交通安全の神様として有名な、速谷神社へ行きました。
鳥居と山門には、厳島神社の紋がありました。地元でも大きな神社、どんな関係があるのか知りたくなりました。
速田神社は、約1700年もの古い歴史を持ち、古代は安芸の国の一宮として、位の高い神社でした。平安期、厳島神社が平家の信仰を集め隆盛したことで、中世、社領が平良荘まで広がり、厳島神社の摂社となりました。明治時代に速谷と正式に改め、今に至ります。社はS61年火災により消失、63年に現在の社殿が建てられました。
本殿奥には、2つの境内社があります。(左:岩木神社、右:稲荷神社)
社裏は、これぞ「鎮守の森」というような木々。境内には、イチョウ、ムクロジ、マキ等の見事な巨木がズラリと並んでいます。上を見上げると、まだ黄緑色の銀杏が鈴なりでした。(楽しみですね~)
神殿、門、鳥居は、冬至の日の出の方向を向いていて、元旦の太陽を真正面に見ることが出来るそうです。お正月には、古のロマンに思いを馳せながら、お参りしたいですね。
では、恒例”ここからのMIYAZIMA VIEW”です。住宅の隙間から、ちょっとだけヨ…(次回は、社周辺のキノコを紹介します※7月下旬撮影)
参考資料:HP;『九州神社紀行』,『廿日市市観光協会』 『廿日市の歴史探訪』石田米孝/著;渓水社