田んぼに稲の束が干してある風景を、よく見かけるようになった此の頃、旧大野町(現廿日市市)にある大頭神社へ行きました。一帯は、「妹背の滝風致公園」でもあり、毛保川沿いの美しい風景が楽しめます。
この神社は、凡そ1400年前に建てられました。厳島神社の摂社であり、毛利、福島、浅野藩とも深い関わりがあるそうです。神社の側には、「城山」という地名があります。厳島合戦の時は、相当巻き込まれたことでしょうね。
因みに、鳥居の立額の文字は、厳島神社のものと同じ方の筆によるそうです。
本殿前です。小さな祠が3つ。そして、横には登山道がありました。いつか行ってみましょう。入り口の岩に盛飯がしてありました。お供え?それとも、おまじないでしょうか。
本殿横には、綺麗な川が流れています。毛保川です。上流には、いくつかの滝があり、夏場、水遊びや涼みに来ると、また格別です。では、行ってみましょう。
向いの崖に見えるすらりとした大きな滝は「雌滝」です。今日は、あいにく水が流れていませんでした。
「雄滝」に到着。どっしりと力強い感じ。水しぶきや音で癒されますね~。訪れた時期は、ちょうど夏と紅葉の観光シーズンの間。しっかり独り占め出来て”ヨカッタ~!”
近くにあるかわいらしい展望台へも行ってみました。谷の奥が良く見えました。紅葉のシーズンは、さぞ美しいことでしょう。
ここは、鳥居をくぐってすぐ右手にある舞台殿です。奥に大きな石碑が建てられいました。碑には、靖国・・・、日露・・・、日清・・・と書かれています。そう、戦争の記念碑ですね。そして、奥に祭られた神社が「報國神社」。歴史を見た気がしました。
大野地域へ足を伸ばしたのは久し振りでした。あちこちに「サルに注意!」の張り紙があったのには、びっくり。ああ、私の方が侵入者なんだという不思議な感覚になりました。そして、観光スポットもOFFシーズンだと独り占め出来、穴場だなと、一人ほくそえむのでした~
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