小学生の頃授業で、「春見つけ」というのが(遠い昔に?)ありました。
2月下旬の小春日和のある日、私は「春見つけ」に田畑の多い速谷神社の近くへ、出掛けました。
久し振りに歩いてみると、うっすらと汗ばむ陽気で、モンシロチョウも飛んでいるし、春はもうそこまで来ている感じ。
枯葉の上に、テントウムシを発見!お初テントウムシです。
暫く歩くと、足元に、可憐な空色の花が咲いていました。お馴染みオオイヌノフグリ。名前はさておき、春の定番ですね。
ハコベやナズナ、ホトケノザも、かわいらしい花をつけていました。みんな暖かい日差しが嬉しいのか、精一杯背伸びして、お日様を見て笑っているようでした。
もちろん、タンポポも咲き始めていました。道路際なので、シロバナも西洋タンポポです。
田畑が多いこの地域でも、ニホンタンポポにはなかなかお目にかかれませんね。簡単な見分け方は、額が巻いているかどうか。巻いていると、セイヨウタンポポだそうです。
畑では、白菜や青菜に花が出始めていました。葉は味が落ちますが、菜の花のおひたしは、また嬉しいです。
歩いていると、いい香りが漂ってきました。ウメです。満開のウメの花が、暗い山や畑を背景にして、イルミネーションのように輝いて見えました。一つ一つは、あんなに小さな花なのに、とても綺麗です。
ツバキもまた、見ごろですね。私は、ツバキの花が大好きです。特にヤブツバキの紅と緑の凛とした対比が、とっても素敵だなと思います。 花の中にミツバチが入っていました。蜂たちも、春の大仕事と忙しそうでした。
では、久し振りの「ここからのMIYAZIMA VIEW」です。今日は宮島も、暖かさにぼんやり春霞でした。~随分暖かくなってきたし、日もだいぶ長くなったし、そろそろ、また何処かへ歩きに行こうかなぁ…