今、全国の観光地に広がっているのが、車椅子の観光客を手助けするための活動です。
国宝級の歴史的観光地は、バリアフリー工事が出来ないので段差を無くせないのです。
だから、車椅子の人にとっては、立ち入ることそのものが出来ない場所が多いのです。
宮島でも、下記の団体が、車椅子を押して案内するための実験走行を行い、私も参加させていただきました。
www.pref.hiroshima.lg.jp/page/1224573482887/index.html
初めて宮島に来た家族が、車椅子の家族を押して観光するよりも、勝手知ったる案内人が、搭乗者に負荷なく、そして家族を疲れさせずリラックスして旅行を楽しんでもらうためです。
もちろん、車椅子の方が一人で来られて観光を楽しんでもらうためにも。
失礼なことを述べさせていただきます。
七十歳を越えた方が車椅子を押して観光案内するのだと意気込んでおられました。
私はビックリしました。
足腰のしっかりした方でした。
本当に頭の下がる想いです。
本当に素敵な笑顔をされていました。
もしこの試みが実現しなければ、宮島は全国でも遅れた観光地になるかもしれません。
この取り組みの実現を願ってやみません。