春うらら、広島市南区元宇品に行きました。
今日は、半そででいいくらい暖か。絶好の散策日和です。
広島港ターミナルで電車を降り、左回りで歩きました。
ヨットハーバーの向こうに、新しくできた高速道路が白くみえていました。
幹線道路から山側に少し入ると、小さな神社がありました。
住吉神社です。脇には石造りの常夜灯がありました。今でこそ住宅内にありますが、その昔は、海岸線にあって海の安全を守っていたことでしょう。
住吉神社横の崖を仰いでみるとちょうど上にお寺がありました。
観音寺です。ここには原爆投下に寄せた十一面観音像と、広島椿があります。
井戸の横に咲いていた椿は、薄桃色の八重咲きで、こぼれるほどの満開でした。
見上げるほど急な崖には驚きましたが、上から見える景色はとても素敵!でした。
しばらく行くと、空に向かってすくっと立った大きな建物がみえました。
グランドプリンスホテル広島です。
建物のガラスにも海、島、空の瀬戸内らしい風景が映っていて2度楽しめそう。
ここで、ランチなんて・・・贅沢!!!してみたいなあ・・・
海岸沿いに遊歩道が続いていたので、先へ歩きました。道のすぐ下は海。船が通ると波が足元まできて濡れそうでした。
崖には、浸食によって色々な地形が形作られているようで、”アースミュージーアム元宇品”という標識で紹介されていました。
とても硬い岩、もろい砂と土も様々、実際に触れるのがいいですね。
海岸から上へ上ると”元宇品国立公園”です。沢山の緑に囲まれて、真っ白な灯台が立っていました。
宇品灯台です。園内で見られる動植物を紹介した看板もありました。
ここは、海と山の自然が一度に見られるんですね。
一周歩いて1時間ほどの、ちょうどいいお散歩コースでした。海山の自然の移り変わりや、島なみの景色を味わったり釣りをしたり、またランニングなど、オールシーズン色々に楽しめそうなところでした。
では、久しぶりの「ここからのMIYAZIMA VIEW」は、赤白の灯台の向こう見える宮島です。