5月15日(土)午後1時から、宮島など瀬戸内海の島々の町並みや暮らしについて語り合う「宮島・土曜講座」が開講されます。(中国新聞5月13日朝刊掲載)
主催は広島工業大学で、同大地域・集落計画研究センター長で環境学部の森保洋之教授が中心となり、町屋を活用した同大の活動拠点である「地域環境宮島学習センター(通称・宮島こもん)」を会場として、毎月第1、3土曜日に行われるそうです。
宮島こもんについては、’宮島こもん‘
この講座は毎回、同大の教員や大学院生、特別顧問の大阪市立大の住田昌二名誉教授たちが、自然と暮らしが紡ぐ宮島の景観や町屋の構造、瀬戸内海の島々の現状などをテーマに研究成果を報告する。
また、研究発表に終わらせず、歴史や文化などの地域特性を踏まえ、研究者や住民、観光客やまちづくり団体がひざを交えて対話、過疎高齢化などの課題を抱える島々の再生や新しい地域社会のあり方を一緒に考える場とする。
私達も宮島の名所・旧跡を探索するだけでなく、このような場へ出向き、宮島という世界遺産の地域事情を幅広く知り、自分達が日常生活の中で、どんな関与が出来るのか、またすべきなのかを探る機会にしたらと思います。
講座の参加は無料だが、毎回25名程度(先着順)で、事前申し込み(森保教授℡082-921-9171)が必要です。