6月16日、地御前神社で行われた御陵衣祭へ行きました。今年は天気に恵まれ、先触れ(獅子頭を先頭に神馬が地御前街道を一回り)や、「馬とばし」も見られました。(写真は流鏑馬の的)
境内の銀杏は鈴なりで、桑の実はそろそろ黒く色づいて落ち始めていました。小鳥が食べにくるのか、あちこちで鳴き声が聞こえました。
午後2時、獅子頭を先頭に神馬が続き、地御前街道を練り歩いて、祭りの始まりを知らせます。
神社の前は、沢山の人だかりができていました。
管弦が響いて、神官が次々にお供えを掲げて中へ入っていきました。
そして、今年生まれの子供たちに、端午の節句の御祓いがされました。
次に2曲の舞楽が舞われました。1曲目は「陵王」、2曲目は「納曾利」です。
同じ動作が続いて、始まりも終わりもよくわからない、本当に不思議な舞いですが、じっと見入ってしまいます。
神主さんからお祓いを受けた後、外で「流鏑馬(馬とばし)」が行われました。先ず、神社前で四方に向かって矢を射て、次に3つの的が射ぬかれました。
祭りの後、菖蒲とヨモギを戴いて帰り、お風呂に入れて、今年の無病息災を祈りました。
では、「ここからのMIYAZIMA VIEW」は、神社前の地御前海岸から。
ちょうど引き潮で、空の青とアオサの緑が眩しかったです。
余談ですが、7月17日、「海のクリーンアップ作戦」が、ここ地御前海岸でも行われるそうです。詳しくは、廿日市市広報で。