博奕尾ルートのロープウェイ榧谷駅手前に、包山へ行く道の入口があります。
斜面を、ほぼ垂直に(お尻で!)下るような、急な道です。
滑るからと、木や草をつかむけど、気をつけましょうね。
トゲのある植物や石をつかむかもしれないので、軍手は必需品です。
倒木や大きな岩が、ゴロゴロしていました。(流石、”宮島”です)
しかし、こんな道でも足跡がありました。
先行者がいると分かると、初めての道も心強いです。
ここはまだ、ちゃんと道になっているので、分かりやすいですね。
およそ20分ほど下って、開けた場所に出ました。
ベンチで水分休憩します。
木の間から海が見えました。視界が開けると、ホッとしますね。
一息つきながら、包山へのルートを確認します。
ここで、道は四方へ分かれています。包山へはベンチ脇から入ります。
山側に、先ず博奕尾ルートから下ってきた道。
山側を向いて、左手に②大砂利方面へ向かう道、右手に③弥山登山道と並行した道(もみじ谷、包ヶ浦自然公園分岐方面へ)です。
包山へ行くには、ベンチ脇にある、①の下り道に続く道を行きます。
入口は、雑木に隠れていて、正直分かりづらかったです。
ここがまた、難易度MAX!レベルの高い倒木、岩、藪こぎ、斜面が続く‥
ここは道か?~と、足元を確認しつつ歩きました。
印の赤テープを見つけた時は、本当に安心しましたよ。(人生にも道標が欲しい…)
だいぶ下った所で、ようやく、木の間から包山の頂上が見えてきました。
ここまで来ると、道も”道”らしくなっていました。
榧谷駅近くの入口から入って約50分、包山(309.5m)に着きました。
頂上は、そんなに広くないし、四方を雑木に囲まれ、疲れも吹っ飛ぶような見晴らしは望めませんでした。
しかし、静かな雑木林の中で、「来た~!!」と、達成感だけは大きかったですね。
(この先の難易度は、まだ知らない・・・)→続く