弥山まで登るのはどうも・・・という方、宮島には、桟橋近くでも絶景を楽しめる小高い場所がいくつかありますよ。
まず、桟橋を出て目の前にあるのが「要害山」です。
商店街の手前、地図の横に西の登り口があります。
急な階段を上るとすぐ、屋根の向うに鳥居が見えました。
上まで行くと、鳥居のところから、ぐるり、弥山と宮島の街が一望できました。
あれが、土産屋街、あそこは、町屋通りかな…。
そこからしばらく行くと、右手にと~っても急な階段がありました。
今伊勢神社の階段(参道)です。
下から上ると、正直怖いですよ。
途中の踊り場で、鹿が休んでいました。(「何しに来たの?」という顔で)
要害山への登り口は、いくつかあり、桟橋から、また、長浜の方からも行けます。
今日は、仁王門、行者堂を経て、長浜の方へ降りました。
次に「経塚」~別名「清盛塚」です。
歴史民俗資料館から少し行った右手に登り口があります。
とても急な狭い階段なので、気をつけて!
上まで行くと、狭いところに石碑や石がゴロゴロ。
清盛が平家一門の繁栄を祈願して、ここに一字一石経を埋めたのだそうです。
昭和19年の発掘では、銅製の経筒や甕、白磁や鏡、刀片などが出土したそうです。(看板より)
信心深かったんですね。
厳島神社を作った強い思いも、伝わって来そう。
ここからは、西松原や鳥居、神社も良く見えました。
そして、ここもなかなかの絶景ポイントというのが、聚景荘横の小さな広場です。
歴史民俗資料館近くに、登り口があります。
また、多宝塔からあせび歩道を通って行くこともできます。
遮るものがなく、鳥居が綺麗に見えました。
最後に、多宝塔。
宝物館横に登り口があります。
上がってすぐに、大きな洞のある木がありました。
多宝塔といえば、桜のシーズンが美しいですよね。
今は、ここから続くアセビ歩道もイマイチですが、静かなのが好きな人には、おススメですよ。
あずまやの横には、弥山への登山道があります。
かなり急峻なので、「登りたい!」方には、いいかな。
今日は、大願寺前の広場に猿回しの大道芸が来ていました。
着物姿の小さいお猿さんが芸をするのは、とってもカワイイですね。
いつも出会えるわけではないので、幸運❤でした。