尾根筋へ出て、視界が開けました。
大きな岩の下には、広島市西区の街並みと、大田川も見える!
岩と根っこの登り道を行き、あと100メートルで、頂上です。
でも、山の100メートルは、地上と違うかららなぁ…5分ほど歩き、
宗箇山(356m)頂上へ、着きました。
これが山名の由来になった、宗箇松ですね。
茶人上田宗箇といえば、縮景園が有名ですが、廿日市市浅原(旧佐伯町)に、3年ほど住んだことがあり、人々に分け隔てなく接したことで村人に慕われ、今でも宗箇追慕祭が行われています。
自ら汲んでお茶を点てたといわれる「岩船の水」でお茶会を開き、浅原神楽団により「岩船」という創作神楽が舞われるそうです。
頂上からは、広島市街が一望できました。
3本の川もはっきり見えますよ。
海の方も、宇品、似の島、江田島・・・
右の方を見ると~あ、あの島は宮島ではありませんか!
遠く小さいですが、あの島形は、良く知っていますよ。
絶景にしばし見とれて、下山です。
また、雑木の中を行きます。
道端に、カケスの羽が散らばっていました。
10分ほど歩いて、丸山・大茶臼山分岐。
所々に「三滝ふれあい樹林1号地区」という立て札が立っていました。
地域の人々に親しまれ、大事にされているんですね。
道は緩やかな下り坂です。
落ち葉で滑らないよう、気をつけて歩きましょうね。
木々に、ひもがかけてありました。
伐採保護でしょうか。それとも、入らないように?
鉄塔の下を行き、道は益々下り坂になりました。
林の中、ようやく開けたところへ出ました。
看板には「三滝寺」と書いてありますね。
ゴールはもうすぐ?
左下には川が流れていて、盛んに水音が聞こえていました。
うっそうとした竹藪をぬけ、ちょっと危なっかしい木の橋を渡りました。(・・・続く)