水音を聞きながら、うっそうとした竹林を下ります。
橋がありました。
道は、渡って対岸へ続くようですが、少し不安です。
やっと標識がありました。(ホッ…ひと安心)
そのまま進んで行くと、あれ?道がない!!
行き止まり?間違えた?
いえ、道は、砂防堤の横を通って表側へ続いていました。
水は、下の穴から流れ出ていて、道と交差、たまに水の中も歩きました。
やっと、建物が見えました。
お堂の横に一の滝”幽明之瀧”。下には、巨大な天狗杉。
本当に、天狗が出てきそう。
本堂の横壁には、”三滝寺の詩”が書かれていました。
そして、お寺の側にも滝。
水音はこの滝かと思ったら、建物が滝の上に建てられていたんですね!
遠くから見ると、林の中のお寺に見えるのですが、びっくりです。
水音は絶えることなく聞こえています。
岩と水のお庭“補陀洛庭”と、二の滝”梵音の瀧”に来ました。
十六羅漢さん一人ひとりのスタイルや表情は、どこかの誰か似ていますね。
そして、三の滝”駒ヶ瀧”が、奥にありました。
手前の瓶岩権現(かめいわごんげん)は、火災と盗難の神様で、お酒を注ぎながら祈るとと御利益があるそうですよ。
今回は、ず~っと水音を聞きながら歩きました。
さて、この水で私の煩悩や悪いことは、すっかり洗い流れ出たでしょうか。
いやぁ~まだまだ俗世に未練たっぷり。
せっせと宮島詣でして、悟れたらいいですけどネ…(終わり)