8月といえば今年は8月24日、盂蘭盆の地蔵祭りがあります。
徳寿寺の門をくぐると一番最初に目につくのは六地蔵様ではないでしょうか。
地蔵菩薩は悪世において救済活動をする菩薩様のことで、六地蔵とは、
六道のそれぞれにあって衆生を救済するという6体の地蔵菩薩様のこと。
地獄道を救う檀陀(だんだ),餓鬼道を救う宝珠,畜生道を救う宝印,修羅道を救う持地,人道を救う除蓋障,天道を救う日光の各地蔵の総称だそうです。
延命・宝処・宝手・持地・宝印手・堅固意の六地蔵とする説もあるようです。
地蔵菩薩は悪世において救済活動を行う菩薩様です。菩薩というのは大乗仏教では、仏陀となるための修行中の方ですが、地蔵菩薩は仏陀となることを延期して菩薩状態にとどまり、衆生の苦悩の救済を本願とされました。
六地蔵とは六道(地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上)にあって、衆生の苦悩を救済する地蔵菩薩です。
その名称・形像は典籍によって異なりますが、一般には、地獄道を化す金剛願、餓鬼道を化す金剛宝、畜生道を化す金剛悲、修羅道を化す金剛幢、人間道を化す放光、天上を化す預天賀地蔵の総称とされます。
日本では平安中期以来、六地蔵の信仰が盛んになり、六地蔵には、寺院・路傍・墓地などに祀(まつ)られた六体の地蔵や、あるいは地蔵堂に祀られたもの、六か所の寺院やお堂に安置されるもの、また各所の地蔵尊のうちから六か所を選んだものなどがあるようです。
六地蔵の本願は釈尊の滅後、弥勒菩薩出現までの間六道にあって苦しむ一切の衆生を極楽浄土へお導きくださる大誓願をたて東奔西走されている賽の河原に出現して法衣の袖に幼き児を護り鬼の金棒から守ってくださる一方新しい生命は毎日続々と誕生し罪を重ねないよう祈りましょう
南牟地蔵大菩薩
お盆は先祖や亡くなった人たちが苦しむことなく成仏してくれるよう身内子孫が報恩の供養をする時。地蔵菩薩様は子供の守り神として信仰され伝説によると地蔵菩薩様は親より先に亡くなった子供が賽の河原で苦しんでいるのを救うのだとか。地蔵盆は子供がお地蔵様にお参りしご加護を祈る日本の習慣となっているところが多いようです。お参りするとお茶やお菓子がもらえたりします。