8月7日、初めて(!)管弦蔡を見に行きました。いつも静かな地御前神社の境内は、あっと驚く屋台と人だかり、そして、浴衣美人~祭りの予感です。
急いで火立岩跡へ行ってみると、沖の方に、美しく飾った船が・・・
いよいよ船が地御前神社へやってきます。沢山の人たちが、砂浜に、岸壁に今か今かと待っていました。
そして、先に降り立った男修たちが、神社の境内で太鼓を叩き、輪になって静かに静かに踊りだしました。
ゆっくりと繰り返されるリズム。お清めでしょうか、呼ぶのでしょうか。
辺りはすっかり暗くなり、満ち潮に乗って、遠くの方から、船がやってきます。
かぐや姫が懐かしく、悲しく迎えた月よりの使者は、こんな感じだったんじゃないかな・・・(心はすでに持って行かれてる感じ。)
船から、祈りの声と共に雅な樂の音が流れてきます。
船は、沖で3度周り、大きな満月の方へ帰って行きました。
こんな雅な行事があったなんて、知らなかったのは私だけ?惜しいことをしました。そして、今夜はいいモノを見せていただき、大満足でした。
最後に、”ここからのMIYAZIMA VIEW”は、火立岩跡より暮れなずむ宮島です。
私も会社からの帰宅途中,ちょうど御座船がお出ましになる時間でしたので,現場におりました!
写真のアングルからすると,約5メートル以内にいらっしゃったご様子・・・ちょっとびっくりしました!