木造の白馬には不思議な言い伝えがあります。
神社には昔から白馬が献上されていたのですが、
ある時、茶色の馬が献上されたそうです。
“宮島さん”にお仕えしているうちに・・・
いつのまにか神馬は白馬になったとか。
神馬の家廻りという、正月七日に背中に御幣をつけた神馬が
新年の挨拶に家々を廻るという行事もあったらしい。
神馬のいる馬小屋。現在は作り物の馬が入っていますが、昔は本物の馬がいた!私は子供の頃に本物の馬を見たように思います。手を叩いたら反応していた。聞いた話では神社の方が散歩させていたそうです。
御陵衣祭(旧暦五月五日)、端午の節句に江戸時代以来執り行われている地御前神社例祭の流鏑馬は馬跳ばしとも言われていて、沿道に集まった大勢の人たちが馬の周りに集まり、尻を叩いて早く走れと促したらしい。神馬は神職と共に地御前に渡り、流鏑馬を演じていたのかな ちょうど田植え時期!無病息災と豊作を祈り、神馬に触ることでご利益が約束されると集まった人々は信じていたのでしょう。
馬は神霊を慰め和らげる動物であることから祈願のために神に捧げたようで
板に馬の絵を描いて祈願するようになり絵馬ができたのだとか。 神社のお祭りでは神職が乗った馬(神馬)を見かけます。神馬が拝殿を駆け廻る行事・流鏑馬や競馬 流鏑馬や競馬は、勝負を楽しむものではなく 吉凶を占う神事で 馬が廻るのは神の威徳を顕し発動を促す行為なのだとか 勇ましく元気いっぱいに駆け回る神馬の御加護は 馬だけに うまくいく
明るく豊かな世の中を期待できるのかな
*宮島口フェリー乗り場近くの「おきな堂」には
“神馬献上サブレ”があったはず。
サクっとした軽い食感のアーモンドの
風味が香ばしいサブレです。