コラム記事

三翁神社の例祭に行ってきました

三翁神社舞楽
2011年10月23日 三翁神社例祭に行きました
式典のあと舞楽(振鉾、萬歳楽、延喜楽)がありました。

平安時代、平清盛が日枝神社から勧進したものが始まり
(当初は山王社と言われていたそうです)
明治維新後には、島内にあった末社を次々とこの三翁神社に合祀していった為、
御祭神が著しく増加し、現在のようになり・・・
明治11年(1878)12月、厳島神社の摂社に指定されました。
昭和29年(1954)には、右殿に祀られていた平清盛霊神が分祀され、
現在の清盛神社が創建されました。

本殿の前には、銅製の明神鳥居があり、荘厳な感じをうけます。
祭神:中央殿に佐伯鞍職・所翁・岩木翁・安徳天皇・二位の尼・大綿津見命、
左殿に大巳貴命[おおなむちのみこと]・猿田彦神、
右殿に御子内侍竹林内侍・徳寿内侍各祖神。
桃山時代の様式で 明治以前は、山王社といわれていました。

岩木翁とは、、速谷神社がこの土地に鎮座するずっと前からこの一帯の土地を守ってきた神様です。163歳まで生きたという言い伝えがあります。
知恵と経験をもって地域の発展に力を尽くし、神様として祀られたのでしょう。
 廿日市市上平良に御座います速谷神社の境内社 岩木神社の御祭神で、平良の地主神様として御祀りされています。市杵島姫命が宮島に御鎮座なさった時、飛来した神鳥を祀る為に祠を建立されたようです。

所翁とは、佐伯鞍職に仕えていた翁の通称のようです。
厳島神社社務所発行の書籍『伊都伎島』によると、鞍職が市杵島姫命と
海上で出逢われた時、姫神様の乗られる御船から「御前は、何者か」と
問われた翁が、「私は所の者です」と答えられた事から、
“所の翁”になったようです。“所”とは、“この辺りの…”という意味なのでしょう。

右殿に御祀りされておられる徳寿内侍様、竹林内侍様は、厳島内侍と
呼ばれた厳島神社に仕える巫女様方と先日の宮島学講座で教わりました。
八乙女に数えられる8人の本内侍の内の御2方の事です。

宮島 参拝遊覧 遊覧船 厳島神社  アクアネット広島
【夜間定期便コース(所要時間:30分)】17時55分頃出航から21時頃まで
※要予約  宮島3号桟橋 ~ 鳥居沖 ~ 宮島3号桟橋
♦ 大人:1,500円    小人:700円

嚴島神社 秋の名品展が嚴島神社の宝物収蔵庫で公開中です。
日時:10月22日(土)~11月23日(水・祝) 9:00~16:00
平家一門が奉納した国宝「平家納経」を期間限定で特別公開しています。
入館料:大人1,000円、高校生500円、小・中学生300円

これからの季節 ウォーキングのおすすめは大頭神社極楽寺です。

三翁神社の例祭に行ってきました への2件のコメント

  1. momizi より:

    ぼこぺんさんはよく知ってますね。驚いてます。

  2. ぽこぺん より:

    コメントありがとうございます。
    宮島が大好きで通ううちに舞楽を見る機会に恵まれ、
    宮島学講座にも通うご縁をいただきましたから。

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