滝小路は、 厳島神社の裏から大聖寺へ向かう通りで、落ち着いた風情ある雰囲気を持っています。上卿屋敷(林屋住宅)や棚守屋敷跡がありまた民家の格子戸も美しい。大聖院仁王門の近くで、もみじ歩道の入口付近には、女性の守護神で外観は朱色が美しい粟島神社があります。
もと東泉坊(真言宗の古刹)の鎮守で、明治維新後(神仏分離によりお寺から分られた)に今の場所に移されたようです。東泉坊は廃寺となったため?お寺にあったものも置かれているのでしょうか? 難病・安産・家内安全・福徳の神様(少彦名神)が祀られていて、 婦人病の神様?女性の信仰が篤いといわれています。
粟島神社例祭. 時期:2011 年 5 月 3 日(火曜日・祝日)午前 11 時から
厳島神社から神職が来られて祭事をされるそうです。一度祭事に行ってみたい。
えびすは少彦名神(すくなひこなのかみ)であるという説があります。
大国主神と一緒に日本全国を歩いて、開拓をして回ったまれビト(ヒルコ:小人)。
その際各地に温泉を見つけており、代表は愛媛県の道後温泉、出雲の玉造温泉、神奈川県の箱根温泉です。これらの地区では少彦名神をえびす様としてお祭りしています。また、東京の神田明神の御祭神のえびす様も少彦名神とされています。
粟島大明神は婆利塞女(ハリサイジョ)と呼ばれる天照大神の六番目の娘で、後に住吉明神の妃となったそうです。いつしか下の病にかかり夫婦の契りが出来なくなり、病を治そうと人形を作って海に流したのですが、どうしても治らなかったため、堺の浜から舟に乗せられて流されてしまったそうです。辿り着いたのが加太の浦の粟島であったとか。婆利塞女は、自分と同じ婦人病に苦しむ人を救うべく誓願されたということです。
コラム記事
粟島神社なのに?お線香とろうそく
粟島神社なのに?お線香とろうそく への2件のコメント
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粟島神社ほどコンパクトでかつ美しい
だけでなく、愛らしいのです。
福祉や女性を気遣い頂ける神様とのこ
とで娘の体が悪い時、日参しました。
お陰だと思います。元気でバリバリ
働き者の優しいママをしています。
その節は本当にありがとうございました。
またよらせてください。
『観光』という言葉は、もともと”お寺に出かけて仏像に会うこと”だったそうです。粟島神社は難病に効果があるそうなので東泉坊にはきっと薬師如来様がお祀りされていたのかもしれませんね。仏画にはよく”後光”が出ています。光が出ている人は?明るい人。常に笑顔でニコニコ笑っている人だから、いつも笑顔でいれば全てよくなるのかも。