節分は立春の前日です。
昔は春から新年がスタートしたため、節分は新しい年を無事に過ごすための厄祓い行事でした。
「おに」という日本語は「陰(おん)」に由来します。
「陰」とは目に見えない気(邪気)のことをさし、それが「おに」なのです。
隠れているこわいものとして「隠人(おんにん)」が変化したという説もあり、
形の見えない災害、病、飢饉など、人間の想像力を超えた恐ろしい出来事はみな鬼の仕業です。
豆まきは、新しい年(立春)を迎える前日(立春の前日・節分)に、
鬼に豆をぶつけて邪気(おに)を払い、福を呼びこもうという行事です。
十二支の丑も陰陽でいうと陰になり、鬼が住むのは鬼門である丑寅の方角なので、
鬼は牛(丑)の角と虎(寅)の牙を持ち、虎の皮のパンツをはいているのです。
(※ご安心できない存在で 大阪のおばちゃんのヒョウ柄ではないですよ)
大豆は五穀のひとつで穀霊が宿り、米に次いで神事に用いられてきました。
米より粒が大きく、穀霊で悪霊を祓うのに最適で、魔の目(魔目=まめ)に豆をぶつけて
魔を滅する(魔滅=まめ)にも通じます。豆まきに用いられる豆は炒り豆(「炒る」が「射る」にも通じます)でなくてはいけません。生の豆から芽が出ると縁起が悪いし、「魔目」を「射る」ことで「魔滅」となる。
年の数だけ食べる豆!年とともに数が多くなり食べれない場合は福茶にするといいそうです。
福豆3粒(縁起のいい吉数で「まめまめしく働ける」)に昆布(「よろこぶ」)に、梅(おめでたい松竹梅)を湯のみに入れて熱湯を注ぐだけ(^^♪ 美味しくて大変縁起のいい福茶で、無病息災!元気に過ごしてね。
(^^)/ 大聖院の豆まきは 2月3日(水)11時より 節分会・福豆まき
2月の法話
■2月7日(日)11時より 智恵・福徳十三参り・子ども豆まき
豆まきに出陣しようと作戦を考えた。私の経験によると大聖院の豆まきで拾う側でお面かぶった人いなかったから鬼のお面かぶれば撒く人は豆ぶつけたくなるんじゃないかな?ただし子供豆まきの時は撒く子供が鬼のお面かぶっていたからおかめのお面の方がいいかも。とにかくいっぱい撒かれるから大きな袋持って汚れてもいい服装がベスト!拾えなくても帰りにお豆を配ってくれるからご安心してください大丈夫ですよ。