コラム記事

嚴島神社宝物名品展

平清盛公生誕900年前年祭で「嚴島神社宝物名品展」が、行われます。
期  間:平成29年11月24日(金)~12月17日(日) 場所:嚴島神社 宝物収蔵庫
開館時間:午前9時~午後4時30分(入館は午後4時まで)
料  金:大人1,000円/高校生500円/小中学生300円
*展示品の中には、平家納経(法華経):寿量品・随喜功徳品・観音品があります。

平家納経 寿量品

平家納経 寿量品

法華経 寿量品 「自我偈」
一人の寝そべった男性と女性が側に座っていて、
四人の天女と一人の童子が食べ物をさし出しています。
海と山と島が画かれ ・・・ 長寿の象徴?松がある。
仏様の命(教え)は永遠で常に救い導いているそうです!
仏様は迷い苦しむ人々に仏様自らが死を示して姿を消し
人々の心を目覚めさせ 仏道(信仰)を歩むよう説いている。

法華経 随喜功徳品: 随喜とは、仏を信じありがたいと思うことです。
法華経を聞いた者の心に自然と生ずる功徳とは・・・ 
ある人が法華経の教えを耳にして、喜んだ!(^^)!。
…→その人は自分の喜びを誰かに(^◇^)伝えたくてたまらず…→別の人に法華経の喜びを話す。 
繰り返しが。。。。法華経の伝言ゲームで、50番目の人が少しでも信解したら、
その功徳は、宇宙のあらゆるものに物質的&精神的に布施した功徳より大きいそうです。

(・0・)/ 法華経について簡単にお話します。
妙法蓮華経(法華経)は聖徳太子が奈良時代の日本に持ち込み、講義を行ったお経です。お釈迦さまが入寂される前、最後に説いたお経で、鳩摩羅什が訳したものが日本に伝わっています。法華経の意味は『汚い泥の中からも美しい華を咲かせる』仏教の元になるお経!全てのありとあらゆるものを平等に救う強い精神があります。
日蓮が天台宗の比叡山延暦寺に学んだ時の比叡山は、密教や浄土教に影響され法華経がおろそかにされていたようで、(^◇^)日蓮は法華経こそが国を救うお経であると信じ、日蓮宗を開いたと言われています。最も厳しい修行の一つ千日回峰行とは、比叡山の峰々を縫うように回って礼拝する行で、法華経の常不軽菩薩(お釈迦様の前世の姿)の精神を具現化したもの!山川草木全てに仏性を見出して礼拝する、行をやり遂げたものが阿闍梨の称号を受けられます

平家納経寿量品・随喜功徳品・観音品については|д゚)こちら≫

嚴島神社宝物名品展 への1件のコメント

  1. ぽこぺん より:

    平家納経(33巻)を読む会 
    12月1日(金)10時~ 大聖院信徒会館 1,000円
    平清盛公が信仰した平家納経三十三巻のお経を読む会を開催。
    問い合わせ:大聖院 TEL.0829-44-0111

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