宮島大聖院は中国観音霊場14番目の札所です。大聖院の観音様は元々は厳島神社の開かずの扉の奥におられた十一面観世音菩薩様が観音堂にお祀りされています。
ご詠歌は
よのひとの こころのやみを てらすなり ひじりのてらの のりのともしび
十一面観世音菩薩様は 頭上に仏の顔が11ある観音様で
すべての悩み苦しむ人々と心を共にしてすくい励ます菩薩様です。
威怒相 悪人悪心を懲らしめて正しい道にすすませようとする表情
笑怒相 大笑いして笑い飛ばす
静寂相 おだやかな慈悲の心
利牙上出相 必死に頑張る表情
観音様は西方極楽浄土で阿弥陀様の次にえらい副住職みたいな方で修行の為に現世に降りてこられ無限に変化して救いを求める声に反応して強力なパワー(念彼観音力)で救いに駆けつけてくれる
霊場は曼荼羅世界(仏の宇宙)で礼拝することは新しい自分に生まれ変わることと言われています。
故に巡礼姿は死に装束なのだそうです。 中国観音霊場会は昨年開創40周年でしたがコロナで。。。中止
観音慈悲の御心を家庭や地域の人々の心一つ一つに広める為、各県単位で法要が行われました。
心が疲れた時は観音様に会いに行かれてみるのもいいものですよ