大願寺です。
今では私も賓頭廬尊者を見下ろす身長になっていますが、小さな頃、親に連れられて来たときは、賓頭廬尊者を見上げていました。
小さな子供は皆抱きかかえられて尊者の頭をなでるものです。
あの頃の目線に戻ってみようと思って、下からカメラで見上げてみました。
目が合うと、ギクッとします。
ちょっと、怖いですね・・・
大願寺です。
今では私も賓頭廬尊者を見下ろす身長になっていますが、小さな頃、親に連れられて来たときは、賓頭廬尊者を見上げていました。
小さな子供は皆抱きかかえられて尊者の頭をなでるものです。
あの頃の目線に戻ってみようと思って、下からカメラで見上げてみました。
目が合うと、ギクッとします。
ちょっと、怖いですね・・・
宮島口交差点です。
国道2号線を挟む交差点ですから、往来も激しく、車椅子の人にとっては怖い交差点です。
この交差点には四つ角に全て地下へ降りる階段があります。
中へ降りると結構広いです。
そして全ての昇降口にはエレベーターがあります。
宮島口交差点は、車椅子の人でも大丈夫です。
今、全国の観光地に広がっているのが、車椅子の観光客を手助けするための活動です。
国宝級の歴史的観光地は、バリアフリー工事が出来ないので段差を無くせないのです。
だから、車椅子の人にとっては、立ち入ることそのものが出来ない場所が多いのです。
宮島でも、下記の団体が、車椅子を押して案内するための実験走行を行い、私も参加させていただきました。
www.pref.hiroshima.lg.jp/page/1224573482887/index.html
初めて宮島に来た家族が、車椅子の家族を押して観光するよりも、勝手知ったる案内人が、搭乗者に負荷なく、そして家族を疲れさせずリラックスして旅行を楽しんでもらうためです。
もちろん、車椅子の方が一人で来られて観光を楽しんでもらうためにも。
失礼なことを述べさせていただきます。
七十歳を越えた方が車椅子を押して観光案内するのだと意気込んでおられました。
私はビックリしました。
足腰のしっかりした方でした。
本当に頭の下がる想いです。
本当に素敵な笑顔をされていました。
もしこの試みが実現しなければ、宮島は全国でも遅れた観光地になるかもしれません。
この取り組みの実現を願ってやみません。
やっぱりこれは、ちょっと替え歌なのでしょうか。
さて、現在の町家通りの灯篭は「わらべ唄」が飾られています。
でも、さて、知っている唄なようで、はて、ん? ・・・
昨日は霧に覆われた広島でした。
そんな中を私は坐禅をしに宮島へ行ったのでした。
この日を休みにするためにどんだけ働いて根回ししたことか・・・
霞の中からゆっくりとフェリーが近寄ってきます。
大聖院の参道(滝小路(たきのこうじ))です。いつも向こうに見える摩尼殿が見えません。
五重塔も厳島神社も霧に覆われています。
大鳥居が、なんとも幻想的でした。
霧というのは、案外そんなに出遭わないものです。
決して雨ではなく、歩き回れる昼間に、「宮島+霧」 というのは二度と体験できるかどうか分かりません。
やってきました大聖院。
登りきってさらに見上げると摩尼殿が構えています。
この摩尼殿のてっぺんに上がれることはご存知ですか。
入口はこの天狗様がいらっしゃいます。
その階段を登ると、摩尼殿です。
左へ上がってください。
細くて急な階段を昇ります。
昇りきりました。
てっぺんからの眺めです。
千畳閣と五重塔が見えます。
大願寺です。
外国の女の子が鹿をなでていました。
ここに鎮座まします、不動明王。
ここに来ると、なにげに手を合わせますが、光線の加減なのか不動明王の顔をじっくりと見れたことがありません。
今回はじっくりと不動明王のご尊顔をアップで撮らせていただきました。
迫力・・・
私は高い場所が苦手です。
だから宮島には遠慮したい場所が結構あります。
その中でも、ここだけは冗談じゃない、という場所がありました。
普通の人たちは紅葉を観に、紅葉谷方面へ行く季節です。
私は光明院から西へ向かって、細い路地を進んでみました。
すると、こんな急な坂道が・・・
おいおい、マジか・・・
どんどん角度がきつくなる。
もうすぐ頂上です。
この落差・・・
ここは( ここも)、山辺の古径だったのか!!
妻は素晴らしい光景だと云わんばかりにバシャバシャ写真を撮っています。
私は腰が引けて気持ち悪いのですが、精一杯普通に取り繕っています。
山辺の古径も使い方いろいろです。
私のような人間には恐怖、肝試しコース。
妻のような人間には絶景コース。
この地図の、「眺望良」のところです。商工会館の上。
時間に追われている観光旅行でなければ、ぜひとも経験してください、この山辺の古径。