大元コースは明るい道。

カエルの声が聞こえる。

平成17年の台風14号での土砂により
道が崩れ立ち入り禁止になっているところがあるが、

新しい道ができ、安心して歩ける。
水に簡単に触れることができる場所もあり、ほっとする。

崖に鹿が現われ驚いたり、

1号砂防堰堤の姿にも驚いたりする。

できたばかりなので異様な感じがするけれど、
時とともに自然に溶け込んでいくだろうと思う。
通ってきた道を見あげる。 海を見下ろす。

山肌から露出する1枚の大岩 「幕岩」

町石。お地蔵さま。

大きな岩の下に

大小のお地蔵様たちが祀られている「賽の河原」

下りは、上りみたいに息が苦しくなくても、膝に負担がかかる。
足がちょっと笑いはじめた。

滝宮神社。
台風で倒壊したのが再建されたばかりで、ぴかぴか新しい。
これから風景に溶け込んでいくのだろう。

第2砂防堰堤の向こうに大聖院が見える。
そろそろ到着。

登山道入口に近くに、「懺悔地蔵」

懺悔する気持ちにならない。
弥山に登り、心洗われた気分になっているからに違いない。

新緑がきれいだった。

大聖院前へ 無事下山。
山頂に近づくにつれ増える巨大石。
道を少しそれ、不動岩をくぐると、
すぐに不動明王が祀られている場所に行きつく。引きかえして、
くぐり岩をまさにくぐると、もうすぐ。

展望台が見える。
弥山山頂 標高535m。2時間で到着。
1階売店。3階展望台。
砂地に巨大岩がが点在する中、みんな思い思いに時を過ごしている。
岩の上のお地蔵さまたちも様々な思いでいらっしゃるようだ。

下山。
穴には気付いていたが、まさかこの穴の中の水が満ち引きするとは思えなかったので覗かなかった。それほど不思議なことなのだ。
舟に似た形をしていることから舟岩と呼ばれる岩の下にお地蔵さま。
疥癬岩。皮膚病の疥癬で悩んでいる人が岩に触れると治り、不心得な人がそばを通ると疥癬になるという岩。
弘法大使が建立した「大日堂」

さらに進むと弥山と駒ヶ林山頂へ行く道が分かれる。



少し道をはずれて御山神社へ


天空の社殿のよう。







消えずの聖火堂。恋人の聖地。
消えずの火。弘法大使が修行に使った火が
苦手な英語を読んでみると、very hard らしい。
ここから弥山山頂まで約3.2キロ。2時間~2時間30分。
自然を甘く見てはいけない。
四町、五町…と刻まれた石を見るとどんどん登っている気がしてうれしい。
原始林の中。きれいな空気。気持ちがいい。
大きな石があったりして楽しく、順調だったが、





尾根に出たところで、追い越してもらった。私は息を切らしているに、外人さんは笑顔であいさつを返してくれた。

駒ヶ林と弥山の山頂への分岐点。
宮島で最も新しい神社で、厳島神社がにぎやかなのにくらべて、静かな場所です。この神社のある「西の松原」は、厳島神社の裏を流れる御手洗川によって運ばれた土砂などで築かれた土地です。
松が植えられ、108基の石燈籠あり、景観のよいところです。


大河ドラマ「平清盛」効果でしょう。

修繕中。
このままほおっておくと、大鳥居の被害が拡大して危険なため、緊急修理工事をしています。
弥山から見下ろす大鳥居。
修理中の大鳥居もなかなか見られません。

カニ。
カニ。











































