もみじライター別記事 ねこざかな

ねこざかな の紹介

宮島の対岸に住んでいます。 廿日市は、海・山・川・田んぼ・島と、本当に自然なら何でもござれですよね。週末になれば「今日は、どこへ行こう!」と、軽食と水筒を持って、プチアウトドア。親子ともども味わい楽しみながら子育てをしました。 私は、宮島だけでなく、身近な自然の移り変わりなど、お伝えしたいと思います。

きのこキノコ速谷神社編

 毎日、天高く冴え渡る秋空で、お出掛けしたくなる此の頃です。でも、紅葉まではもう少し。今回は、速谷神社周辺の雑木林で出会ったキノコたちを、ご紹介します。撮ったのは、梅雨明けを心待ちしていた7月下旬です。
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カサの照りは、水ではなく、キノコ自身のぬめりです。

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カナブンにカビが生えていました。ちょっと珍しかったです。

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 普通に生えているキノコも、一つ一つじっくり見てみるとカワイイです。最近は、晴天続きで出会いも少なくなり、ちょっと残念(?)。また、違う季節も観てみたいですね。
(今回の”ここからのMIYAZIMA VIEW”は、お休みします)

速谷神社

交通安全の神様として有名な、速谷神社へ行きました。
e9809fe8b0b7e7b48b 鳥居と山門には、厳島神社の紋がありました。地元でも大きな神社、どんな関係があるのか知りたくなりました。

 

 

e9809fe8b0b7e69cace6aebf速田神社は、約1700年もの古い歴史を持ち、古代は安芸の国の一宮として、位の高い神社でした。平安期、厳島神社が平家の信仰を集め隆盛したことで、中世、社領が平良荘まで広がり、厳島神社の摂社となりました。明治時代に速谷と正式に改め、今に至ります。社はS61年火災により消失、63年に現在の社殿が建てられました。

本殿奥には、2つの境内社があります。(左:岩木神社、右:稲荷神社)
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e9809fe8b0b7e5b7a8e69ca8社裏は、これぞ「鎮守の森」というような木々。境内には、イチョウ、ムクロジ、マキ等の見事な巨木がズラリと並んでいます。上を見上げると、まだ黄緑色の銀杏が鈴なりでした。(楽しみですね~)

 

 

神殿、門、鳥居は、冬至の日の出の方向を向いていて、元旦の太陽を真正面に見ることが出来るそうです。お正月には、古のロマンに思いを馳せながら、お参りしたいですね。
 では、恒例”ここからのMIYAZIMA VIEW”です。住宅の隙間から、ちょっとだけヨ…(次回は、社周辺のキノコを紹介します※7月下旬撮影)
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参考資料:HP;『九州神社紀行』,『廿日市市観光協会』 『廿日市の歴史探訪』石田米孝/著;渓水社

THE 鳥居

宮島といえば、あの大きな朱塗りの鳥居。同じ形の鳥居を、見つけました。

831e5a1a9e5b18be9b3a5e5b185 こちらは、広島市佐伯区海老山の下にある「塩屋神社」。ここは、海老塩浜の鎮守社で、厳島神社の末社として、五日市八幡神社のお旅所でもあります。お賽銭箱に、宮島同じ紋がありました。

 

 

831e5a1a9e5b18be4bb96e6aebf1この辺りが埋め立てられたのは、昭和30年頃。それまでは漁港があり塩田が広がっていたそうです。

左;摂殿「龍宮神社」 右;末社「湯蓋神社」 下;厳島神社そっくりの回廊
(参考:境内の看板)

 

 

831e5b08fe4b999e69690e5b3b6 こちらは、広島市西区井口明神にある「下乙斐島」。西部埋め立て第2公園の中に、小さな池があり、小島の前に朱塗りの小さな鳥居がありました。小島や池の周りの石にはカキが付き、侵食の跡も残っています。そう、海の名残ですね。

 

 efbc98efbc93efbc91e383a9e382a4e382aae383b3園内には、大きなライオンの像がありました。碑に添えられた「讃える言葉」には、この328haの埋立地が、昭和37年に地質調査が始まり、54年に完成。先祖伝来の漁業を放棄する不安と、地域の発展や未来を信じた人々の思いが、綴られていました。
 私は、ここに広く大きな街があることしか知りません。碑文を読んで、私たちに託されたものの大きさや重さを、改めて感じました。

 

 

 最初は、「あ!宮島と同じ鳥居だ」と軽い気持ちでしたが、それぞれの鳥居にまつわる歴史を知ると、広島の発展=埋め立ての歴史なんだなと感じました。
 では、今回の”ここからのMIYAZIMA VIEW”は、八幡川河口付近から、夕霞の宮島です。中央の黒いラインは、埋め立てのための堤防です。

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きのこキノコ 紅葉谷コース

では早速、出会ったキノコ達を紹介します。

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最初、このコースは人通りも多いし、期待できないなと思っていました。

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見たことあるようなのが、またあったよ…程度。<たいしたことないな…

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ところが、自然ってすごいです。絶対裏切りませんね。小さくてもビッシリと生えているのは、圧巻(私だけ?)でした。見てみたかったキノコにも出会えました。

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墨色の渋目キノコ。表は地味色でも、折れていた裏側を見てびっくり!鮮やかな空色キノコ。これは、ビロードの肌触り?

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これで、キノコ的にも3コース制覇し、含み笑い&思い出し笑いで、写真をまとめました。心ときめく~キノコとの出会いを求めて(?)また、違う季節にも上ってみたいですね。(※”ここからのMIYAZIMA VIEW”はお休みします)

弥山登山 獅子岩展望台~紅葉谷コース

今回は、弥山展望台から獅子岩展望台、紅葉谷ルートを通って紅葉谷公園へ下山しました。

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先ず、瓜二つのお堂、観音堂と文殊堂。隣に大きな椿の木があり、下には沢山の割られた実が散乱していました。誰か食べたの?

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大日堂を過ぎ、暫く下ると日本で唯一、鬼を守護神とした三鬼堂、そして、霊火堂と弥山本堂があります。霊火堂で煙にむせながらも、「消えずの火」に合掌。本堂横には、弥山七不思議のひとつ、「錫杖の梅」の木。普通に鹿が・・・

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宮島ロープウェイの駅でもある獅子岩展望台もまた、絶景ポイントです。柵に作られた穴は、それぞれの方向を向いていて、覗くとピンポイントで見れます。

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絶景でエネルギーを補給し、さあ、下山です。川沿いを歩くので、絶えず水音がして心地良いです。途中、倒木伐採の工事をしている方が、「下山するので、一緒に車で下りないか」と、声をかけてくださいました。ありがとうございます。一見さんでも、優しく声をかけていただける・・・宮島が、益々好きになりました。

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公園到着。二つの橋を渡り~

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やっと鳥居に再会しました。そして、お土産は、定番もみじまんじゅうです。
ついに、弥山登山3ルート制覇しました。(おめでとう!)今度は何処へ行こうかな~~
次回は、またまたまたキノコで、お付き合いくださいませ。
(”ここからのMIYAZIMA VIEW”は、お休みします)

宮島水中花火大会§地御前海岸

8月14日は恒例、宮島水中花火大会でした。連日の悪天候は何処へやら、今日に限って本当に良いお天気です。

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午後7時50分開始。遠くから聞こえる花火の音に、居ても立っておられず、地御前海岸へ。海岸線は、すでに人と車で埋め尽くされていました。

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美しい花火が、次々に夜空に広がり、水面に咲き誇りました。ど~~んとお腹の芯に響く音も、サイコウですぅ!!

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本当に大満足の1時間でした。日本人の夏は、やっぱり花火ですね。
以前、頑張って宮島方面へ出掛けたこともあったのですが、あまりの賑わいと交通の心配で、今回は、地御前海岸で愉しみました。でも、近場での迫力は、ぜひ味わってみたいですね。
沢山撮ったのですが、技術不足でごめんなさい。もっと素敵な花火体験、伺いたいです。楽しみにしています。(”ここからのMIYAZIMA VIEW”はお休みします。)

キノコきのこ 大聖院コース編

さてさて、きのこ特集に、しばしお付き合いを下さい。
今回は、同じ種類のキノコをよく見かけました。730e88196e3818defbc91

カワラテタケのような枯れ木に生える平たいキノコや、ドラヤキのようなキノコが多いように思いました。

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上段の2、3番目のキノコは、私は初めての出会いでした。

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色合いも地味で大人しめです。でも、スクッと一本生えているのに出会うと、挨拶したくなります。

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おもちゃのお花みたいで、かわいいものもありました。

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きれいなオレンジ色のキノコ道は、かわいいですよ。また、雨でもないのに汗かきのキノコには、?がいっぱいでした。
弥山登山紅葉谷コースも準備中。乞う御期待!!
(”ここからのMIYAZIMA VIEW”は、お休みします)

弥山登山 大聖院コース

730-e9b3a5e5b1851今回は、大聖院~奥の院~御山神社~展望台と登りました。天気は晴れ。幸運にも干潮だったので、先ずは定番、鳥居くぐり。

 

 

730e7b485e89189e6898be784bce3818d1 手焼きもみじ屋さんだ。帰りに寄ろうかな・・・

 

 

 

 

 

730-e5a4a7e88196e585a5e3828ae58fa3大聖院入り口。中を見学させていただきました。様々なお地蔵ざまやお堂があり、ここだけでも一日祈れそうな感じ。中でも遍照掘は圧巻。でも、今日は早々に登山口へ向かいました。

 

 

 

 

730e59cb0e894b5efbc912 さあ、鳥居をくぐり、フンドシ引き締めて(?)登りますヨ!ここにも沢山の神仏像。合掌しながらの登山です。

 

730e59c9fe79fb3e6b581土石流の生々しい跡に遭遇しました。参道が流され、ダムの底に新しい道がつくられていました。

 

 

 

 730e59cb0e894b5efbc921またまたお地蔵さん~合掌。いったい、島全体にどれくらいいらっしゃるのでしょうね。人口より多かったりして。

 

 

 

 

 

 

ちょうどひと疲れした頃に、さっと視界が広がり、木の間から絶景が!(廿日市市街)730-e98094e4b8ade5b195e69c9b

730e59cb0e894b5efbc93疲れも吹っ飛んだところで、再び歩き始めます。珍しいムシにも遭遇しました。太さ1cmもありそうなオオヤスデ?連れて帰りたかったですが、弥山の自然は侵してはいけませんネ。

 

730e5a5a5e381aee999a21やっと奥の院到着。道は少し太くなり、軽自動車が止まっていたのには驚きました。近くに多々良道(生活道)が通っているのです。あ、”人が暮らしているんだ”と再認識しました。し~んと静まり返り、誰もいない。でも誰かいる感じ。

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山中の悪路を通り、御山神社へ。真っ赤な社に緑い松、青い空、白い雲。コントラストが絶妙です。ここもまた絶景!

 

 

 ついに展望台到着、そして、大パノラマを独り占め。キテヨカッタ・・・。(次回はまたまたキノコ特集でお付き合いください。)

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管弦蔡§地御前

87e5a283e586858月7日、初めて(!)管弦蔡を見に行きました。いつも静かな地御前神社の境内は、あっと驚く屋台と人だかり、そして、浴衣美人~祭りの予感です。

 

 

efbc98efbc97e781abe7ab8be5b2a9e6b296急いで火立岩跡へ行ってみると、沖の方に、美しく飾った船が・・・

 

 

 

87-e6b5b7e5b2b8e5be85e381a4いよいよ船が地御前神社へやってきます。沢山の人たちが、砂浜に、岸壁に今か今かと待っていました。

 

 

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そして、先に降り立った男修たちが、神社の境内で太鼓を叩き、輪になって静かに静かに踊りだしました。

ゆっくりと繰り返されるリズム。お清めでしょうか、呼ぶのでしょうか。

 

 

辺りはすっかり暗くなり、満ち潮に乗って、遠くの方から、船がやってきます。
かぐや姫が懐かしく、悲しく迎えた月よりの使者は、こんな感じだったんじゃないかな・・・(心はすでに持って行かれてる感じ。)

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efbc98efbc97e888b9e58685船から、祈りの声と共に雅な樂の音が流れてきます。

 

 

 

 

船は、沖で3度周り、大きな満月の方へ帰って行きました。

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こんな雅な行事があったなんて、知らなかったのは私だけ?惜しいことをしました。そして、今夜はいいモノを見せていただき、大満足でした。
最後に、”ここからのMIYAZIMA VIEW”は、火立岩跡より暮れなずむ宮島です。

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キノコきのこ 大元コース編

 では早速ですが、弥山登山中に出会ったキノコを紹します。公園内は採取禁止のためか、高さ20cmほどに育ったキノコが、雑木の中に大きな存在感で生えていたのに遭遇した時は、ホント、小躍りしましたよ。

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▲小さなものは、1cmないのですが、写真にすると同じ大きさ。

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▲裏側も見たいですが、採るわけにはいきませんからね!

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▲同じ色でも、実は違う種類なんですよ。

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▲あ、シュシュみたい・・・キノコです。

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▲図鑑と照合しながら、ドキッとすることがありますね。

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▲モニョモニョ動き出しそうな気がする・・・動きます。

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▲あ、ホットケーキ?ドラヤキ?丸ボーロ?・・・キノコです。

図鑑の監修者の解説を読むと、菌界に対する”愛”を感じます。中毒例について等、ほぼ先人の体験の蓄積のようです。愛があれば何でも出来る~ですかね。
私は、食べるのは勘弁、せめて素敵に撮れるよう、良いカメラが欲しいです。ではまた、順次、他2コースも紹介しますね。

宮島見てみて!

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