今回は、難解な尾根道を通って弥山へ登りました。
行きは、「多宝塔ルート」です。多宝塔の山側、勝山城跡が入り口です。
道は、ひと癖ありそうで、「山に登るぞ!」と気合を入れて登り始めました。
でも、ちょっと登るとこの絶景(喜❤)多宝塔と鳥居が絶妙なバランスで臨め、絵葉書になりそう。
木の間から、連絡船や、向こうの稜線が見えました。結構深い森ですね・・・
あちこちで、石や木が”倒木のオブジェ”を作りだしていました。「何に見える?」~想像力をかきたてます。
ここでだいたい半分です。道はシダに覆われていました。
そして、巨石もゴロゴロです。
宮島って、こうしてみると岩だらけですね。
岩肌に少しの土が付いていて、そこにシダや松などの植物が、必死にしがみついて頑張っているのが、よくわかります。
岩穴に梯子、第1祠発見!。足下はシダに覆われ、梯子もさびていました。
そして、岩の下に第2祠発見!大師様と観音様が祀られていました。
ここから、向こう側の大聖院ルートが見えました。ちょうど復旧された辺りです。
また、もう少し行くと遠く、包が浦の方も見えました。(感嘆~ですね)
道は、岩の隙間を歩くよう。益々難路になります。
ココが最大の難所でしょう。
岩を回ったら、絡んだ木の根のところへ逆戻り。岩を行くしかありませんでした。
「滑落?」の2文字が、ふとよぎります。ゆっくりゆっくり登って出た先は・・・なんと「駒が林」の大岩でした。
「来た-ツ!」絶景と涼風で一休み。靴を脱いで、お昼にしました。
疲れも回復。仁王門を通って、奥ノ院へ寄り、弥山頂上へ。いつもながら静かな奥ノ院でした。
弥山展望台で休憩し、四の宮ルートで下山します。入り口は、展望台トイレの近くでした。
多宝塔ルートより道っぽいので、少しホッとしました。しかし、こちらも尾根道なので、侮れませんが・・・
しばらく行き祠発見。大師様です。
雑木の中なので、景色や、奇岩は、あまり見られません。それでも、所々で絶景が見られます。木の間からロープウエーも見えました。眼下は、水族館の浜ですね。
急な雑木の道を、滑り降りるような感じ。
道のあちこちに、先人の印があります。テープだったり、スプレーだったり。初めての道を行く時は、気をつけてみてくださいね。
ついにモミジ谷の四の宮裏に出ました。
いつもより早く下りれた気がしました。・・・人の気配が懐かしい・・・
荒々しい宮島本来の姿を味わいたかったら、ぜひ挑戦してみてください。 駒ヶ林でのお昼は、本当に最高でしたよ。しかし、準備や登山には、くれぐれも注意怠りなく。
次回は、見つけたキノコを紹介します。