梅雨の晴れ間、極楽寺山へ行きました。
極楽寺へは、
廿日市市役所、JR宮内串戸駅を経由する、アルカディアビレッジ(極楽寺山温泉)行きの無料バスを利用しました。
凡そ30分、くねくねと山道を登り、到着。弘法大師の像が、寺への目印です。
うっそうと茂った木々は、ブナやトウヒ、赤松などの原生林。シ~ンと沁みる静けさで、聞こえるのは鳥の声だけ。洗われますね・・・と、清められながら境内へ向かいます。
途中にある仏像やお堂をいちいち拝んでいくので、まるで霊場巡りをしているよう。
(一願堂 西国三十三ヶ所観音堂場 十三仏)
森を抜け境内へ出ると、ぱっと明るくなりました。
(本堂 境内に奉納してあっった鐘とカエル 阿弥陀堂)
寺は山頂にあり、廿日市、五日市方面から歩いて上ることが出来ます。山門の天井には、美しい花の装飾があり、傍らで、大人が手を回しても届きそうにないくらい見事な杉の巨木が、出迎えてくれます。
展望台で一休みし、山中にある遊歩道を歩いて、極楽寺山キャンプ場にある蛇の池へ向かいます。空梅雨で水量が心配されていたので、睡蓮の花は咲いているかな・・・と不安でしたが、このところの大雨でこの通り。池一面に紅や桃、乳白色の可憐な睡蓮が咲き誇っていました!!写真を撮る人、絵を描く人、只々愛でる人・・・。
7月26日(日)のスイレン祭りは、さぞ賑うことでしょう。
キャンプ場からさくらの里を抜け、アルカディアビレッジへ。ここで、ゆったり一風呂もいいですね。因みに、ここには以前ご紹介した「もくもく3兄弟」のひとつの、巨大なコマがあります。
およそ2時間の山の散歩。降り注ぐ癒しの恵みに、すっかりリフレッシュしました。
最後に、恒例「ここからのMIYAZIMA VIEW」は、極楽寺山の展望台からです。不思議なことに、ここは、弥山頂上、厳島神社、地御前神社の真北に当るそうです。(『宮島本』p145より;廿日市商工会議所/発行)
次回は、散策中に見つけた、沢山のキノコをご紹介します。<雨後の楽しみ~~