もみじライター別記事 ねこざかな

ねこざかな の紹介

宮島の対岸に住んでいます。 廿日市は、海・山・川・田んぼ・島と、本当に自然なら何でもござれですよね。週末になれば「今日は、どこへ行こう!」と、軽食と水筒を持って、プチアウトドア。親子ともども味わい楽しみながら子育てをしました。 私は、宮島だけでなく、身近な自然の移り変わりなど、お伝えしたいと思います。

廿日市の桜☆さくら

13月下旬、極楽寺山は白く雪化粧!驚きでしたね。そして、4月になったしツバメも来たというのにこの寒さ~春は何処?・・・
「春」といえば、やっぱり「桜」。
市街地では、桂公園や住吉堤防、山陽自動車道宮島SAなどがお花見におススメでしょう。

 

 

44月4日、住吉堤防横の昭北グラウンドで、「さくらまつり」がありました。食べ物やさんや地域のアンテナショップが沢山テントを開き、華の賑い。
剣玉大会や木工・乗馬などの体験、ステージでは、マーチングバンドの華麗な演奏や踊り、ダンスの発表、ビンゴゲームなど、家族連れでお腹いっぱい楽しめそうな盛りだくさんな一日でした。

 

5もちろんん、定番の「リンゴ飴」や「お好み焼き」「ポン菓子やさん」もありました。
どんなおみせがあるのか、見るだけでも楽しいです。

 

 

 

 

桜310日ほど経って、再び住吉堤防に行ってみました。寒いせいか、散歩する人もなく、桜並木を独り占め。
道路には、まるで雪のようにピンク色の花弁が降り積もっていましたが、まだまだ綺麗に咲いていました。

 

 

桜4住吉堤防潮回しの水面に桜並木が映ってと~っても綺麗!「日本に生まれてヨカッタ~~」と思う瞬間です。

 

 

 

 

 桜2桂公園桂公園も綺麗な桜が見られるところです。
グラウンドへ続く坂道には花弁が積もっていました。上まで行くと今日はひっそり、とても静かでした。
今年は、寒い春で困りますが、桜は長く楽しめそうです。
みなさんのご近所の桜は、いかがでしょうか。

(「ここからのMIYAZIMA VIEW」はお休みします)

春見つけ②

春を呼ぶ足を伸ばして、廿日市木材港へ流れ込む可愛川の源流のある、川末へ行ってみました。
 あ、ツクシみ~っけ!!摘んで帰って、醤油と味醂でキンピラ風にいためて食べました。春の味です。
 暫く行くと、フキノトウも出ていました。
 川沿いに、ウメと並んで寒桜が満開。青空に淡いピンクがとても綺麗でした。

 

  山肌に段々畑が続いていました。草木が芽吹き始めてているのか、山も畑もうっすらと黄緑色のベールに包まれているようです。小春日和で、遠く宮島もくっきり見えていました。~春は、確実にそこまで来ていますね…

宮島 段々畑

時計の壁 タンクがごろり面白いものを見つけました。土壁に沢山の時計・時計・時計…そして、あれはセンバコキ(脱穀機)でしょうか。すごいものを見て得した気分です。
 また、前方に大きなタンクがごろり。たぶん、飼料タンクだと思いますが、宇宙船にも似ています。なんだか分からないところがまた、いい。

 

津久根島随分上まで来ました。
 ここから見える瀬戸内海には、あまんじゃく伝説が伝わっている小さな無人島「津久根島」が浮かんでいました。(見えるかなぁ) 山がとっても近いです。

 

 山へとうとう行き止まりです。
 山の中に、「虫所山線」と表示してある道が続いていました。山には沢山の高圧電線の鉄塔が建てられています。どうやらその工事道のようですね。

 

 

 

 

 

 

草鞋帰りに一景苑という団地に寄り道しました。驚異的(!)な坂道に沢山の脇道があり、家が建っていました。端から見ると不便そうですが、瀬戸内海の絶景がいつも眼下に広がっているんですよね。それもいいなと思いました。
 団地の中に小さな寺があり、門前に沢山のワラジが掛けられていました。

知らないところを歩くと、好奇心をくすぐる新発見がいっぱいで、ワクワクしますね。
 では、今回はこの辺で。次は何処へ行こうかな。

春見つけ

てんとう小学生の頃授業で、「春見つけ」というのが(遠い昔に?)ありました。
 2月下旬の小春日和のある日、私は「春見つけ」に田畑の多い速谷神社の近くへ、出掛けました。
 久し振りに歩いてみると、うっすらと汗ばむ陽気で、モンシロチョウも飛んでいるし、春はもうそこまで来ている感じ。
 枯葉の上に、テントウムシを発見!お初テントウムシです。

おおいぬ暫く歩くと、足元に、可憐な空色の花が咲いていました。お馴染みオオイヌノフグリ。名前はさておき、春の定番ですね。

 

 

 

はこべなずなほとけのざハコベやナズナ、ホトケノザも、かわいらしい花をつけていました。みんな暖かい日差しが嬉しいのか、精一杯背伸びして、お日様を見て笑っているようでした。

 

 

 

たんぽぽもちろん、タンポポも咲き始めていました。道路際なので、シロバナも西洋タンポポです。

田畑が多いこの地域でも、ニホンタンポポにはなかなかお目にかかれませんね。簡単な見分け方は、額が巻いているかどうか。巻いていると、セイヨウタンポポだそうです。

 

 

 

 

なのはな畑では、白菜や青菜に花が出始めていました。葉は味が落ちますが、菜の花のおひたしは、また嬉しいです。

 

 

 

うめ歩いていると、いい香りが漂ってきました。ウメです。満開のウメの花が、暗い山や畑を背景にして、イルミネーションのように輝いて見えました。一つ一つは、あんなに小さな花なのに、とても綺麗です。

 

 

 

つばきツバキもまた、見ごろですね。私は、ツバキの花が大好きです。特にヤブツバキの紅と緑の凛とした対比が、とっても素敵だなと思います。  花の中にミツバチが入っていました。蜂たちも、春の大仕事と忙しそうでした。

 

 

では、久し振りの「ここからのMIYAZIMA VIEW」です。今日は宮島も、暖かさにぼんやり春霞でした。~随分暖かくなってきたし、日もだいぶ長くなったし、そろそろ、また何処かへ歩きに行こうかなぁ…みやじま

新年;瀬戸の夜明け

2010年、お正月をぐうたら過していたら、もう8日。今年こそは!と気持ちを新たに、私の事始は、「瀬戸の夜明け」を観ることでした。

日の出前の宮島午前7時18分。日の出前、山陽自動車道宮島SAに到着。芝生は一面霜が降りて真っ白、と~っても寒いです。身の引き締まる思いって、こんな感じでしょうか。(…寒いだけ?)

 

 

 

日の出暫くすると、江田島上空の雲に赤みが差してきました。
 そして、お日様が、小さく顔を出しました。日の出です。
辺りが、少しずつ朱に染まっていきます。

 

 

宮島宮島も、一番高い弥山の頂上から色づき始めました。

 

 

 

 

 

山も目さめそして、山々も頂上からお目覚め。市街地のビルは、東側だけオレンジ色になって、とても綺麗です。
日の出は、何時見ても感動ですね。

 

 

 

 

お年賀にそこで、改めてお年始の挨拶。
巷の風は何かと厳しい此の頃です。今年一年、本当に無事で幸せで、「良かったね」と胸張って言える年でりますように、心から願っています。

 

 

 

 

 

 

マメツゲ7時54分、帰路につきました。一面の霜に朝日が当って、キラキラ輝いていました。

極楽寺登山(2)

 晩秋の山はすっかり秋色。褐色に染まって、ドングリがいぱい落ちていました。
 さて、今回は出会った生き物と、寄り道で行った滝を紹介します。

赤い実色々 先ずは、赤い実。どれも美味しそうですね。ヤブコウジを見つけると、何故かいつも嬉しくなります。ナス科のヒヨドリジョウゴは、毒ですよ。
 トリといえば、何処からかコココ・コココと、木を叩く音がしました。よく見ると、すぐ近くの木でコゲラがお食事中でした。(撮れませんでした。ザンネン)

ムシ ムシです。陽だまりの石に止まっていたトンボは、フルフルと羽を動かしていましたが、飛べるかな?ウラギンシジミは、うたた寝をしているよう。やっぱり、寒いんでしょうか。唯一元気だったのが、ザトウムシでした。何匹も集まってどれが誰の手やら足やら、もうゴチャゴチャ状態。 

 

憩いの森 極楽寺山憩いの森キャンプ場です。
 木の下には沢山のドングリ!すっかり秋色です。係りの人が落ち葉の掃除をしていました。蛇の池の鯉も寒いのか、泳ぎが鈍く、あんなにいた亀は、1匹も見当たりませんでした。冬眠したんでしょうかね。
 駐車場に桜が咲いていました。桜と紅葉が一緒に見れる~日本っていいですね。

 

見つけた茸 またまた茸です。今回は、あまり見つけられませんでした。見つけたものも、小さいように思いました。
 「宮島スタイル」のお蔭で、益々茸が好きになりました。まだ、区別はつきませんが、そのうち…な~んていう時が来るかも。楽しみです。

 

巣丸の滝 「巣丸の滝」です。
 駐車場から少し下ったところにありました。「極楽寺山登山ガイド」のパンフレットによると、その昔ここの水で凍り豆腐を作っていたとか。
 し~んと静かな木立の中に、水音が聞こえます。山に癒されながら歩きました。

 

 帰りは、433号線を歩いて下山しました。谷の向こうには宮島と廿日市市街が見えます。一般道なので結構車とすれ違います。ほんの30分で行き来できるのに、2時間かけて歩くなんて!と思われているかも。長い坂道だったので、当分膝が笑っていました。

極楽寺登山(1)

sa登山口 秋の極楽寺山へ行ってみよう!今回は、下から歩いて登りました。
 西広島バイパス佐方SA裏を暫く上ると、登山口があります。しかし、看板は見つけたものの、道がない。よく見ると、石垣の上辺りに山の中へ細道が続いていました。

陸橋と杉林 雑木を抜けると、山陽道の上を通る陸橋に出ます。足の下を車が通るので、小さな優越感を感じます。ここから宮島も見えました。
 再び雑木の中へ入ると、杉林になりました。ここは、その昔、材木にするため植えられたそうですが、切り出すこともなく、間伐もそのままにされていました。
 

反射板 小さな沢を渡り、休憩所到着。大きな反射板は、下からも良く見えます。船の安全な航行のための建造物だそうです。ここまで来ると、ゴールまであと一息ですネ。
 寒いけど思ったより汗が出るので、後で風邪を引かないように、温度調節には、要注意です。

 

 

山門 綺麗に整備された階段は、土石流で流された後に作られたものでしょうか。谷の向こうに廿日市市街が見えました。
  そしてついに山門到着!極楽寺山展望台はもうすぐです。

 

頂上到着 頂上に着きました。曇ってましたが、最高の眺めでした。心なしか下より空気が冷たいような気がしました。
 久し振りの極楽寺は、すっかり秋でした。

 

 

 今回、山歩きをしている人に多数出会い、以外でした。陸橋までの短距離を歩いている人、犬連れで歩いている人、見るからに健脚そうな人、寺からちょっと下まで歩いてきた人・・・スタイルは色々ですが、道の向こうから、人影より先に熊鈴の音がして、すれ違いに「こんにちは」の挨拶を交わすのは、やはり、いいですねぇ。((2)へ続く)

大頭神社(大野)

稲田んぼに稲の束が干してある風景を、よく見かけるようになった此の頃、旧大野町(現廿日市市)にある大頭神社へ行きました。一帯は、「妹背の滝風致公園」でもあり、毛保川沿いの美しい風景が楽しめます。

境内 この神社は、凡そ1400年前に建てられました。厳島神社の摂社であり、毛利、福島、浅野藩とも深い関わりがあるそうです。神社の側には、「城山」という地名があります。厳島合戦の時は、相当巻き込まれたことでしょうね。
 因みに、鳥居の立額の文字は、厳島神社のものと同じ方の筆によるそうです。

登山口・馬 本殿前です。小さな祠が3つ。そして、横には登山道がありました。いつか行ってみましょう。入り口の岩に盛飯がしてありました。お供え?それとも、おまじないでしょうか。

 

 

 

雌滝 本殿横には、綺麗な川が流れています。毛保川です。上流には、いくつかの滝があり、夏場、水遊びや涼みに来ると、また格別です。では、行ってみましょう。
 向いの崖に見えるすらりとした大きな滝は「雌滝」です。今日は、あいにく水が流れていませんでした。

 

雄滝 「雄滝」に到着。どっしりと力強い感じ。水しぶきや音で癒されますね~。訪れた時期は、ちょうど夏と紅葉の観光シーズンの間。しっかり独り占め出来て”ヨカッタ~!”
 近くにあるかわいらしい展望台へも行ってみました。谷の奥が良く見えました。紅葉のシーズンは、さぞ美しいことでしょう。

 

報國神社 ここは、鳥居をくぐってすぐ右手にある舞台殿です。奥に大きな石碑が建てられいました。碑には、靖国・・・、日露・・・、日清・・・と書かれています。そう、戦争の記念碑ですね。そして、奥に祭られた神社が「報國神社」。歴史を見た気がしました。

 

大野地域へ足を伸ばしたのは久し振りでした。あちこちに「サルに注意!」の張り紙があったのには、びっくり。ああ、私の方が侵入者なんだという不思議な感覚になりました。そして、観光スポットもOFFシーズンだと独り占め出来、穴場だなと、一人ほくそえむのでした~

宮島を歩く(12)生き物編

コケと朱い実奥の院~弥山頂上までで、出会った生き物を紹介します。
 コケは、みずみずしく、とても綺麗でした。でも、同じコケなのに、表情は随分違いました。
 テンナンショウとハスノハカズラ、種類は違っても、どちらの実も朱くなります。

 

 

蝶と百足 よく見かける渋めの蝶は、コノマチョウ。林間にいるので、「木の間」と書んでしょう。
 15cmくらいの百足は、お休み中だったのか、のっそり移動。頭が黒かったので、尾と頭の区別がつきませんでした。
 右の2枚はカワラタケです。

 

 

きのこ 枯れ葉に白い菌糸の筋がビッシリ。よ~く見ると、小さなカップのようなものがありました。中を見ると、マーブルチョコ?いえ、これには胞子がぎっしり詰まっています。決して食べられません~カップの大きさ5mmのチャダイゴケです。

 

きのこ2 まるでバラのコサージュのようなカワラタケ。そして、白ネズミのような毛の生えたキノコ。フワフワと軟らそう。いえ、触ると硬かったです。
 山吹色とオレンジ色のは、高さが2cmもない可愛いキノコです。カメラを向けると、小さい人がポーズをとりそうでした。<妄想?一人で歩きすぎたかな…

 

朝夕がめっきり涼しくなると、宮島の紅葉の具合が気になります。また、”秋の宮島”を愛でに出掛けようかな。
 

宮島を歩く(11)

長い階段 さて、奥の院から、今度は仁王門の方へ、弥山頂上を目指して歩きました。

道標のあるところまでは、ず~っと、階段が続きます。そのうち、膝の笑う声が聞こえてきそうです。

 

1026ミヤマ神社へ そのまま本堂へ向かわず、御山神社へも行きました。
 目印の朱塗りの鳥居辺りには、モミジがありましたが、まだ、ほんのり色づく程度。紅葉まではもう少しかな…

 

御山神社絶景 御山神社到着。ここからの眺めもまた、最高です!大きく深呼吸をして、一休み。疲れは何処へやら~です。そして、”キテヨカッタ”と思いますね。

十三佛元気回復、再び歩き始めました。今回は、依然来た時より沢山の人に出会いました。「十三佛」に、出会いを感謝し、先へ進みます。
 左上は雨水溜めか井戸だと思います。屋根の下に水が溜めてありました。

 

 

 

 

本堂霊火堂 弥山本堂に到着しました。感じたのは、”変わらずそこにある安心感”ですね。霊火堂の火も、変わらず燃えていました。

 

 

 

 

鬼瓦 三鬼堂です。今回は、鬼瓦をじっくり見ました。ここの鬼は、守護神なんですってね。母親のことを「おかみさん」と呼びますが、家を守る神様だからでしょうが、鬼のような”守護神”だからかもしれないなと、ふと思いました。

 

 

頂上到着 やっと、頂上に到着しました。お疲れさん!!。今日も沢山歩いたし、お弁当に持参した”大おにぎり”が楽しみです。

 

 

 

四方展望 今日の展望台からの眺めも、最高でした。青い空の下、三角州に広がる広島の街や、対岸廿日市の団地の家々、宮島桟橋から出航した連絡船も良く見えました。
 そして、包ヶ浦や杉の浦がどぢらの方向かも、確認しました。
 宮島は、地図では小さいのに、なんて大きな島なんでしょうね。

宮島を歩く(10)生き物編

コケ多々良潟~奥の院で出会った生き物を紹介します。
 左上の赤松は、厳島神社裏の木です。木が2本かと思ったら、よ~く見ると、1本は避雷針に木の皮を巻いたものでした。
 左下は、知る人ぞ知る秋の味覚、アケビ。手が届けばなぁ・・・
 コケがとても瑞々しく、綺麗でした。

  

花 小さくてカワイイ花。
 思わずパチリ!

 

 

 

 

 

猫を見た所 ここで、宮島での”初猫”に遭遇。でも、あまりに素早くて、撮れませんでした。ザンネン!!
 ○は、ウリハダカエデの種です。羽がみごと。

 

 

 

奥の院にて奥の院にて。
 大元公園でも良く見かけたテンナンショウ(左上)は、実が赤くなっていました。ハスノハカズラの葉も、もうすぐ秋色ですね。
 右上はジグモの巣。

 

 

 

使える撮り方 以前、広大植物実験所にお邪魔した時、後で使えるような、写真の撮り方を教えて頂きました。その一つが、「大きさが分かるよう、サイズが決まったもの(例えばライター等)と一緒に、もう一枚撮る。」です。<え!知ってました?

 

「生き物編」とはいうものの、出会った90%は植物でした。動物は、猫とトンボが1匹。鹿すら多々良潟で出会った1匹のみ。まるで、自分と対話する修行のような、2時間の散策でした。ま、それも良しですか。だって、宮島ですもの。

宮島見てみて!

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