ジャンル別記事一覧 自然

陶晴賢最後の地を訪ねる(厳島合戦歴史探索講座)キノコ編

今回は、見つけたキノコを紹介します。弥山へ登った時よりも、見かけるキノコの数は、少なかったように思いました。

き10231

上段3種は、よく似ていました。でも、真中のものは、全体が青っぽかったです。ルリハツだったら珍しい…

き10232

左上は、お馴染のツチグリです。右下のツガサルノコシカケは、長さ20㎝を超え、立派でした。

き10233

右上のツガサルノコシカケも大きかったですね。30㎝超え?
全体に色合いの地味で、小さなキノコが多く、キノコを探して歩くなら、やはり弥山の方が多様で楽しいような気がしました。
今年はいつまでも暖かく、あまり見つけられなかったのは、季節的な要因もあったかもしれませんね。
また行ってみたいなと思います。(今度は、岩船山へ…ですかね。)

陶晴賢最後の地を訪ねる(厳島合戦歴史探索講座)Ⅱ

お昼休憩が終了し、いよいよ青海苔海岸へ向けて下山です。

10236

青海苔川に沿って、下流へ向けて進みます。倒木、川越え、ぬかるみ、コシダの藪こぎと、またまたインディージヨーンズか!と思うほどの(なわけないが)行程です。全身の神経を研ぎ澄まし、一歩ずつ進みます。橋の名残の石積みや、こんなところに何故石垣?と思うような人工物を見ると、ホッとしましたね。

10237

流れはだんだん大きくなり、川らしくなっていきました。ようやく青海苔浜へ到着。木の間から海が見えた時の達成感って、なかったです。「やったー!!」と、本当に嬉しかったです。青海苔神社で、しばし休憩し、お迎えの連絡船を待ちました。空は曇り気味で、少し肌寒かったんですが、悪路に汗ばんでいたので、ちょうど良かったです。

10238

お迎えの船が来ました。白い龍の頭の付いた観光船です。これから、島の南側、七浦を巡って桟橋へ帰ります。(※正確には南側の5つの神社の沖を回ります)昭和30年代には、龍宮丸、乙姫丸という、船首に龍の頭のついた2隻の屋形船が、走っていたそうです。現在は引退して、倉橋島の早瀬大橋付近に、ひっそりと置かれているらしいです。
養父崎浦神社→山白浦神社と過ぎ、南端の革籠崎を周ります。向うに見えるのは可部島です。

10239

須屋浦は広めの砂浜で、集まって楽しそうに海遊びしていました。10月下旬というのに、暖かいんですね。須屋浦神社→御床浦神社と周り、宮島桟橋へ。カキ筏まで、ほんの数メートル。手を伸ばしたら触れそうです。

102310

ついに、遠くに宮島桟橋が見えてきました!多々良潟も見えてきました。今日は、あそこから出発したんだ…と、感無量。厳島神社を右手に見ながら、無事、桟橋に着きました。船内では、平清盛にゆかりの高倉院についてのお話がありました。不治の病のため、わずか約20歳の若さで亡くなった高倉院は、崩御される1年ほど前に宮島を訪れ、歓迎を受けたそうです。いつの時代も若者の死は、辛いものです。

今回、なかなか一人では訪ねることのできない宮島を、お話をうかがいながら歩きました。驚きや発見が沢山あり、本当に充実した1日でした。歴史の変遷がギュッと詰まった”宮島”、みなさんも機会があったら、歩いてみませんか?
次回は、見つけたキノコを紹介します。

陶晴賢最後の地を訪ねる(厳島合戦歴史探索講座)Ⅰ

10月23日、宮島観光協会主催の歴史探索講座に参加し、高安が原にある「陶晴賢敗死の碑」を訪ねました。~なかなか手強い道中でしたね。でも、ディープな宮島も、一味違っていいですよ。

10231

午前9時30分、宮島桟橋に集合。船に乗って、海路、多々良潟へ向かいました。陶軍の逃亡経路をたどっていく形をとった行程ですね。先生の説明の声は聞きづらかったですが、潮風がと~っても気持ちいいです。ちょうどこの時間は、潮の具合で多々良潟の横に船がつけられ、砂浜から上陸しました。

10232

舗装道路へ出ました。そのまま道なりに行くと、広島大学の植物実験所や室浜砲台跡があります。今日は、奥の院へ向かう多々良林道を歩き、先峠を越えて青海苔海岸へ抜ける”山道”へ入ります。
これがまた、しょっぱなから挑んできますね!”道”でなく、小川状態。先日の雨で、山水がちょろちょろと流れていました。~そういえば、みなさん歩き慣れたスタイルをしてらっしゃいましたね。

10233

左は崖&急斜面&倒木と格闘し、やっと尾根へ出ました。ほっと一息。ここから左へ行けば奥の院、右は岩船山です。林の中、コシダのヤブコギを過ぎ、ぱっと視界が広がりました。海が見えます!(嬉)遠くに島も見えました。阿多田島でしょうか?広い空が見えると、なんだか安心しますね。(因みにケイタイは圏外だそうです)

10234

尾根道沿いに、海軍省の標識がありました。戦時中、岩船山には砲台があり、この辺りも管轄下で、その名残だそうです。呉に軍港があったので、大野瀬戸の見張り怠らず…ということでしょうね。宮島って、結構、いつの時代でも戦いに関係していますね。厳島合戦の時も、海(=交通や経済)の要所だった宮島の覇権争いだったでしょう?
先峠から、「陶晴賢敗死の碑」のある高安が原へ、尾根の急斜面を下って行きました。これがまた、落ち葉で滑り、川を越え、道なき道を…

10235

ついに、目的地へ到着しました。大きな石がゴロゴロした中に、碑は立っていました。大正10年に文学博士瀬川秀雄が、言い伝えからこの地を割り出したんだそうです。しかし、あるのは雑木と石、石、石…ハメられた感のある陶軍、厳島での戦いは、もう残党狩り状態だったそうです。色々と古に思いを馳せながら昼休憩しました。
「そんな死に方をしたら、落ち武者の幽霊が出るんじゃないですか?」と聞いてみました。「出たとしても、見る人がいないから、出ないでしょう」ということでした。(続く)

大聖院の紅葉はもみじ祭りの頃です

大聖院の紅葉は11月中ごろから20日ぐらいがおすすめです。
20101113_大聖院
(^^)/ 去年の紅葉を御参考に説明させていただきます。
11月の中頃の厳島神社はとっても綺麗、朱塗りの神社と紅葉が・・・
こんな感じです。
2010年11月13日 厳島神社
20101113_あせび道(*^_^*)ここは大願寺前
お店の横の階段を上がっていく
”あせび道”階段を上ると
多宝塔に到着します。

この時期 桜の葉が色づいて
とても綺麗なんです。
春は桜花、秋は紅葉といっても
もみじではなくて桜の葉。

多宝塔から見る千畳閣・五重塔
そして 厳島神社が綺麗です。
大鳥居の傍を通る船
行き交うフェリーも見えます。
20101120_大聖院登山口20101120_大聖院コースの紅葉
大聖院コース登山口の紅葉、
そして大聖院コースを歩いていると 
紅葉が綺麗な場所があります。
このコースは11月20日頃が綺麗でした。

紅葉谷公園の紅葉はきっと11月中ごろと予想しています。

(^^)/ おすすめ紅葉(観光スポット)教えます。紅葉谷は11月中ごろが見頃かな、
下記の写真は2011年10月27日のもみじ橋です。
もみじ橋

2010年11月03日のもみじ橋
11月に入り紅葉の季節になると綺麗なところは、岩惣さんのお庭のもみじ橋周辺の紅葉です。少し歩くと四宮神社があります。少し歩くと鯉がいるもみじ茶屋があります。このあたり一帯が紅葉谷公園です。
そしてさらに山野奥へ向かい歩くとロープウェイ乗り場がありここが奥もみじ谷になります。
2010年11月中頃のロープウェイ乗り場バス停
去年の11月中ごろのロープウェイ乗り場バス停付近です。
ここから歩いて紅葉谷コース登山道入り口あたりがとくに綺麗なんです。
奥紅葉谷公園
カメラを持ってお弁当をもって・・・誰と宮島にいきますか?
ロープウェイを下りてから宮島桟橋までの道をぶらぶら歩くのも楽しい
鹿さんみつけて写真とるのも楽しい、もみじ茶屋で鯉と遊ぶのも楽しい。
夕方、夕日を浴びたキラキラ輝くような紅葉が私は大好きです。
綺麗な紅葉を追いかけて写真をとっているだけでもなぜか楽しい宮島です。

宮島は、鹿さん注意報が発令中ですよ

2011年10月27日 お昼のお弁当を持って、何処で食べようかな?
岩惣さんのもみじ橋を渡り、四宮神社前のベンチにすわりました。
見渡して鹿は?いない。ラッキー!お弁当を食べ始めました。

もみじ橋 四宮神社前の景色

お弁当をもう少しで食べ終わる頃になって現れたのです。 
来てはいけない鹿さんが・・・
あらまぁ。
どうする?

お弁当のお箸が入っていた紙袋は鹿さんに食べられてしまいました。
あと少し、お弁当と荷物を持って鹿さんを連れてうろうろしていたら・・・・
親切なおばちゃんトリオが (*^_^*)「まぁ、大変!たいへんだ」
鞄の音をジャラジャラ鳴らして鹿さんを呼び寄せてくださいました。
 鹿さんあら、いたのね鹿さん
無事に
食事終了、
みなさま
ご注意を
鹿さんは
きっと?
何処かに
隠れてる
大元公園
お弁当を食べ終わり 少し早いけど紅葉スポットの大元公園に行きました。
ここには鹿の家族がいました。秋に生まれた小鹿ちゃんを連れています。
ちょっと足踏みしてみたら、小鹿ちゃんばビクッ、臆病な鹿さんです。

13 鹿の家族
鹿さんはとってもかわいいけど、
食糧もっていると危険です。

いい人は狙われる 囲まれることがありますから、
お食事時にはご注意を。

似てるでしょ、鹿の親子です

弥山のご来光

misen1

登ってきました!

皆さんが弥山登山の記事をいろいろ書かれていたので、「ぜひ私も!」とうずうずしていたのですが、ついに先週末トライすることができました\(^o^)/

弥山リピーターの方は「この時期になんでご来光?」と思われるかもしれませんね

弥山は通常登るのに2時間くらい掛かるので、「お正月でもないのに夜中から登ったの?」とか

実はこの宮島Styleのイベント情報に掲載されていた【悠遊弥山登山’24】に参加させていただいたのです

主催されたみやじま・はつかいち体験観光ネットワークさんのおかげで山頂にある大聖院さんの宿坊を利用することができ、
(本来は修行されるための場所なので、一般の宿泊は受けておられないそうです)
なんと弥山の頂上に宿泊することができました

おかげで夜は標高535mの弥山で星空を眺め、朝は夜明け前の暗い内から起き出して、朝日を待ちました。

弥山の展望台からは360度ぐるりと景色が見渡せて、朝も昼も夜も最高に美しかったです

頂上の大岩に寝ころがって星空を眺めながらみんなで歌った「見上げてごらん夜の星を」は一生忘れられない思い出になりそうです

こんな感動体験を味合わせてくださったみやじま・はつかいち体験観光ネットワークのスタッフの皆さんに感謝感謝!

初秋の宮島詣で#キノコ編

大聖院~弥山~もみじ谷で見つけたキノコを紹介します。
大げさなオオオニテングタケやアカヤマドリは見かけませんでしたが、ツガサルノコシカケは、大きく育っていたように思いました。では、先ずはもみじ谷から。

101711

左上のツガサルノコシカケは、長さ30㎝ほど、その下の株は20㎝ほどのものが近くにも2~3個ありました。右上から3番目は、本当にシイタケにそっくりでした。

101712

低地の湿気のあるところの方が、カラフルでかわいいキノコが多かったですね。  

10178

ここからは、大聖院コースです。
左一番上は、結構おなじみのツチグリ、その下は、ラッパのようにお茶目な形をしていますが、毒です。右の4段重なっているキノコは、色合いは地味ですが、大きかったですね。
10179

左上から2番目はクギタケ。☂の上がちょこんと出ていて、古の女性が旅する時にかぶる笠~市女笠(いちめがさ)~に似ています。

101710

左上から2番目は、ご近所の公園にもありそうなホコリタケです。枯れ葉からポコポコたくさん生えていました。左下はスギヒラタケ。白くてきれいで一見食べれそうですが、毒。

歩いていて、ふと足元をみると、キノコがあちこちに…。気になりだしたら止まらなくなって、キノコ同好会に入れていただきましたが、その奥深さ多様さに、本当にびっくりです。 名前の付いていないものや毒の有無が分からないものがいっぱいあるそうで、「名前がわからなくて当たり前」の不思議な世界ですね。
 もっとしっかりお伝えできたらいいなと思いつつ、美しさや多様さだけでも楽しんでいただければ、嬉しいです。
 機会があれば、ちょっと足元を見て、いつもよりゆっくり歩いてみませんか?

初秋の宮島詣で

10月17日、私もなんと宮島へ行きました。いつもは、夏に訪れるので、秋は初めて。紅葉はどうだろう、久し振りの宮島は、どんな感じだろうと、わくわくで連絡船に乗りました。

10171

ギャラリー宮郷で、友人が2人展を開催中だったので、町屋通りを行きました。
(因みに、今の灯篭の絵は、友人が描いたものです。描くのが楽しくて仕方ないと、言っていました)
寺の門に白ネコがいました。「誰?あ~~観光客か」とでも、思ったかな…
宮郷を、パンフレットと同じ五重塔が入る位置でパチリ。

10172

ちょうど満潮、”海に浮かぶ厳島神社”でした。今年は、やっぱり暑いんでしょうね、参道の店先には、アナゴ飯や牡蠣と並んで、かき氷の看板が、あちこちに。10月とは思えないヨー!!
 さて、今回は大聖院から弥山へ登りました。

10173

いつものコースですが、どこか「秋見つけ」みたいな気分で、登りました。
川底を超え、仁王門にある石積みがみえると、頂上はもうすぐですね。

10174

途中、御山神社へ行きました。林の切れ間から、駒ヶ林が見えます。遠く、大野方面もうっすらと見えました。紅葉は~まだ、いまいちでしたね。御山神社で絶景を見ながら一休み。
10175

本堂へ到着。秋の観光シーズンということもあり、沢山の人がいました。霊火堂の中は、煤で真っ黒ぴかぴか。お賽銭を上げて、お釜のお湯を頂いている人もいました。

10176

頂上に着きました。曇っていたので、なんだかストーンヘンジみたいに、幻想的でした。ここでお昼にしましたが、下に比べて風が冷たく、ちょっと肌寒かったです。汗がすっかり乾いたところで、もみじ谷へ下山しました。

10177

秋の宮島は、沢山の人で大賑わいです。もみじ谷では、10月にも関わらず川遊びする、元気な小学生の声が響いていました。修学旅行ですね。帰りに見た厳島神社辺りは、引き潮。廊下に並んで、記念写真を撮っている一団が見えました。結婚式でしょうか。こんな素敵なところで式をされて、きっといい思い出になったでしょうね。
 10月の宮島、紅葉はまだまだでしたが、光やざわめきが夏とは一味違って、また素敵でした。
 次回は、みつけたキノコを紹介します。

継続は力なり

今回、初めて投稿させて頂きます。

広島県に生まれ廿日市市で育って二十数年。何度も訪れた事があり、親しみも深い宮島。

この度、機会があって宮島で働くことになりました。宮島の事は知り尽くしたと自負していた私ですがまだまだ何にも分かっていないと痛感している毎日です。^_^; ですが、日々新しい発見があり宮島lifeを楽しんでいます♪♪

私が宮島に通い始めてすごく驚いた事が、島民の世界遺産・自然を守る』という意識の高さ!!島民が中心となって様々な会を立ち上げて活動されています。私が知っている限りでは、“弥山を守る会”、“宮島さくら・もみじの会”、“宮島ユネスコ協会”があります。

宮島さくら・もみじの会の会長さんとお会いする機会があり、宮島の現状や今後について話を聞かせて頂きました。

宮島は世界遺産・日本三景などで有名です。日本全国だけでなく世界各国から多くの観光客の方が来られます。ですが、会長さんはそれがいつまでも続くとは思っていないと言います。観光客誘致に奮闘するライバルはいたる所にいます。ぬるま湯に浸かっているだけでは観光客はどんどん減っていってしまう。だから、現状に驕らずこれからの宮島を一生懸命模索していました。

宮島のシンボルともいえるもみじ。また、大事な観光資源。ですが、木の老化が進み生育が芳しくありませんでした。美しい自然を再生して、訪れた人がまた来たいと思えるようにと会を発足されたそうです。現在は島内外含め約50名の会員の方がいるそうです。雑草の除去や土壌の改良など定期的に手入れを実施されていて、そのお陰で桜と紅葉の状態はかなり良い状態に復活しているそうです!! なので今年の紅葉が今から待ち遠しい~*^v^*♪♪

是非みなさんも足を運んでみて下さい(^^)

宮島見てみて!

ジャンル別記事一覧

新着記事

最近のコメント

月別記事一覧

  1. めざせ宮島博士!宮島検定