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千畳閣と力餅

琵琶
2010年11月20日 千畳閣(豊国神社)で平家琵琶演奏がありました。
千畳閣では季節により、毎年いろんなイベントが企画され行われています。

千畳閣は、九州の島津征伐の途中、宮島に立ち寄った秀吉が、
戦没将兵の霊を供養するため、毎月1回千部経を読誦しようと、
水害で流失した経堂の復興のために、千畳閣の建立に着手したそうです。
着工後13年で秀吉が亡くなったため工事は中断され現在も未完成です。
千畳閣の軒丸瓦
軒丸瓦には金箔が押されていて、模様は?
円の中に連珠があり「王」の文字があります
「王」の文字は、国の字を図案化したもの?
と言われています。

千畳閣のとなりが五重塔、
そのそばに”塔の岡茶屋”があります。
ここに”太閤力餅”があります。

”太閤力餅”は、小さなお餅で、ちょっと暖かくやわらかい。
きなこがまぶしてあって、白砂糖がかけてありました。
分けて食べてはいけないそうです。¥520(お茶付き)
宮島でもここ”塔の岡茶屋”でしか売っていないようです。
力餅
太閤力餅の由来
豊臣秀吉が安国寺恵瓊(エケイ)を奉行にし、
米1万石(約7億5千万円)を与えて
畳が千枚敷ける程の供養堂の建立を命じました。
(゜o゜)1個数トンもある基礎石や柱を全て人力に頼った工事です。ちょっと1服の休憩時間におやつとして出されたのか小餅でした。
きなこをまぶした小餅は力仕事の栄養源で
信仰的食べ物だったようです。

宮島まつりと公開講座

宮島市民センターまつり
存光寺のお掃除をした後、今日は宮島まつりです。
お昼を食べに市民センターへ行きました。

12時前でしたが既にカレーの食券は売り切れで、
手焼きパン¥100×2 (ピロシキと栗入りのあんぱん)と
コーヒー¥100 をいただきました。食事用の和室でいただき、
出口でわたがし¥50 をたのみました。
なれないおじさんが?陶芸教室の先生にバトンタッチ、
かなり大きめのわたがしをいただきました。ラッキー!
食べ歩きしていたら・・・
(・・?子供が見てわたがし買いに行きました。

県立広島大学宮島学センターの公開講座
「嚴島神社に魅せられた平清盛の世界へ」行きました。

第1部は、厳島神社の巫女は、「内侍」についてのお話。
第2部は、国宝「平家納経」は、平清盛・頼盛兄弟が共同して作成したお話。
平頼盛は父忠盛の後妻池禅尼(藤原宗子)の嫡男で、15歳の年齢差があり、兄清盛に根強い対抗心を持ち兄弟仲は必ずしも良好でなかったそうです。ほとんど弟が書いたものらしいということを知りました。厳島神社神官さんとのかかわりなど興味深いお話を聞く事ができました。楽しかったです。

 講座は130人の募集に対して大勢の応募があり250席はほとんど埋まっていました。応募多数の為テーブルを出さず椅子のみ並べてあり、抽選でキャンセル待ちもあったそうです。NHKの取材もこられていました。
http://www.miyajima.or.jp/new/?p=1060

(*^_^*) 帰りにポスター見つけました。
★宮島お砂焼まつり特別企画★
宮島七浦巡り 屋形船遊覧船(あなご飯弁当付き)
平成23年10月16日(日)定員50名
11時00分出港(宮島桟橋)~宮島1周(七浦巡り)
料金:前売り3000円(当日 3500円)
主催 大野町商工会青年部 

ついたちまいりと、15日?

以前ブログでも紹介がありましたが、宮島では月の始まり一日にお参りする「一日参り」という風習があるそうです。

宮島だけでなく、他に神社などでもよくある風習のようですね。
一日は、松大汽船のフェリーの始発便が無料になり、おきな堂から一日のみしか食べられない「ついたちだんご」が販売されるらしいです!

私も今月、神社の冠水が全国ニュースで流れた次の日についたちまいり行って参りました。
厳島神社と大聖院を歩きました。
秋には三鬼堂がある弥山にも登りたいです。

宮島には神様がたくさんいらっしゃいますね、喧嘩しないのかな笑
仁王さま、不動明王に七福神、、厳島の鳥居の神様は3人の女神だったか。
鹿も神様なんですよね。
一日参りは宮島の守り神三鬼さんの縁日が一日にあったことから由来するのだとか。
宮島の神様に良いパワーをもらった気がします。
三鬼さんありがとうございます。

他の神様もありがとうございます。
大聖院のホームページによると、15日も弥山に祀ってある三鬼大権現さまの功徳日だそうです。
これは15日にお参りに行ったら徳があるということでしょうか!?
今週15日は土曜、お参りするといいかもしれません?

厳島大仏不動明王 柴灯護摩祈願法要

山伏さんのホラ貝
去年も宮島の大願寺で11月3日 13時から行われました。
受付があり、手に持って渡る、御幣は¥1000でした。
御幣を持っている方から先に渡るそうです。
護摩の受付は、1本¥300です。
★お茶とお菓子(もみじ饅頭)のご接待がありました。

柴燈大護摩供大祈願祭とは・・・
柴灯大護摩・火渡り荒行は、古くから伝わる秘法です
行者は、各家各位の願趣を祈念した護摩札を奉持して火の中に入ります。
(不動明王が護摩の火の中に住するからです。)

「火渡り」とは、柴燈大護摩供を厳修した後、
護摩のおき火(炭火)を整備して、その上を歩いて渡るということです。
護摩の火(不動明王の智慧の火)で、我々のけがれ、
心の迷いや煩悩を焼き清めて、ご加護をいただくのです。

今年も、宮島の大願寺で11月3日 13時から行われます。
13:00 柴灯大護摩経(さいとうだいごまきょう)
14:00頃 火渡り式(火伏法)
大願寺≫ http://www.miyajima-wch.jp/jp/shrines/01.html#a03
2006年4月2日明治初頭の神仏分離令で損失した「護摩堂」を再建し、
その中に白檀(びゃくだん)を使用した不動明王が鎮座されています。
火渡り神事

存光寺にお参りしました

存光寺本堂9月21日光明院の彼岸法要に行こうと宮島に到着した私はいつものようにトンネルをくぐり存光寺の前を通ったんです。僧侶の方が草むしりされていました。声をかけると
(^0_0^)今日はお彼岸だから・・・
ご本尊様にお参りの許可をいただき
本堂に上がらせていただきました。
存光寺って禅寺だったんですね。
座禅はありとあらゆるもののあるべき姿を正しく見極めると、世の中のすべての存在が仏の姿に見えるそうです。座禅をしることにより、物事真実の姿やあり方を見極めて正しく対応する心のはたらき調える。私にはちょっと難しそうです。帰宅後いろいろ調べていたら存光寺には薬師堂があり、目にいいらしい。今度行ったら拝ませていただこうと思いました。お礼に境内の御掃除をお手伝いました。

存光寺は、要害山の麓にある曹洞宗の寺。約300年前に出雲の一畑薬師から十二支人を持ち帰って開いたと伝えられる薬師堂があり、目の不自由な人に対してご利益があるとして信仰されているそうです。かつては厳島合戦で敗れた陶軍の将兵の霊を弔うために、毛利軍が甲冑をつけて舞った事に由来する湯立神楽が行われていたようです。

日が暮れる前に包ヶ浦方面へ

往復で1時間とちょっとかけて歩いてきました。
風も吹き、少し肌寒かったけど海がきらきらしてとても気持ちが良かったです。
サイクリングをする予定でしたが、一杯だったのでウォーキングしました。
海沿いを歩いて行くと長浜神社という神社がありました。
漁師さんのための神社ということです。管絃祭の時は賑わっているそうです。
坂を上る途中、角が生えた野生の鹿がいました。
海はとても静かで穏やかでした。
「包ヶ浦は昔はもっときれいな海だった」と一緒に行った友人のお父さんが話していたそうです。
包ヶ浦まで歩いて行く途中、車と鹿以外はほとんど人とすれ違わなかったように思います。
もっと先に行けば海からしか参拝できない神社、包ヶ浦神社があるようです。
ちょうど夕暮れ時で美しい夕陽を見る事ができました。
潮もだんだん満ちてきて、暗くならないうちに帰れて良かったです。
帰りに焼き牡蠣を食べました。
サイクリングは、坂道が少し大変かもしれません。

宮島歴史民俗資料館

宮島歴史民俗資料館に行ってきました。
宮島の歴史や文化に関わる資料、民俗文化財を見る事のできる文化施設です。
建物の正面玄関はとても風情があります。
ここはかつて江戸時代後期〜明治時代までお醤油の醸造を営み豪商といわれた旧江上家のお屋敷だとか。
立派な中庭があって池には鯉がおりました。
「江上家」の玄関からお邪魔する。そんな感覚で入りましたが、館内は思った以上に広く見応えがありました。
弥山七不思議の1つである弥山霊火堂の「消えずの火」の大釜が展示されています。
宮島の日常や祭りの事について知れて、おもしろいです。
版画や掛け軸、宮島細工の美術・工芸品もあり、宮島細工はとってもきれいでした。
昔の紙幣が展示されていたり、歴史の授業ででてきたような書や像の数々。
来年の大河ドラマの主役である平清盛像、妻の二位尼像も展示されていました。
模型や地図を見ると、いつも訪れている宮島は一部分なのだなと思いました。
おもしろいものがたくさん展示してあり、入ってみて良かったです。
厳島神社から水族館方面に歩いた方にあります。

ピオーネのもみじ饅頭

やまだ屋で見つけたぶどうもみじ。

ぶどうもみじ ピオーネ

ぶどうもみじピオーネ

ぶどうもみじはピオーネの他に、ハニーヴィーナス、安芸クイーンの3種類があります。
わたしはピオーネのもみじ饅頭を買いました。
なんと…
あんこは宮島で作っているピオーネを使って作っているそうです!
買ったときにレジの人が教えてくださりました。
ピオーネの味はなくなり次第生産も終えるということで、季節限定らしいです。
ピオーネ味は、ぶどうの香りが広がりおいしかったです。
宮島でもピオーネが作られているなんて意外でした。
実際に路地でぶどうを売っているお店がありました。
町家通りの方だったと思うのですが、何だかおしゃれな感じでした。
他にもいろんな味のもみじ饅頭を買い、食べ比べました。

もみじ饅頭達まだほのかに温かい。

饅頭達


生地がホカホカしていて、とてもおいしかったです。
買ったその日に全部食べました。
「聖乃志久礼(ひじりのしぐれ)」は、もみじ饅頭ではないけどもちもちの生地に栗あんがおいしくておすすめです。
チーズクリームもみじ

チーズクリームもみじ


宮島で食べるほんのり温かいもみじ饅頭が大好きです。
そのまま食べてもおいしいですが、家で食べるときはレンジで温めて食べてもおいしいですね。

光明院の彼岸法要

1ポスターポスターに導かれて光明院に行きました。
ポスターを描かれた方は大正15年生まれで先生と呼ばれる方でした。お地蔵さんの赤いよだれかけも御詠歌を唄いながら一針、一針手縫いで作られたそうです。
光明院は、室町時代、以八上人が開基したと伝えられる浄土宗のお寺で、町民の信仰のために建てられた宮島で最初の檀家寺です。宮島には壇ノ浦の合戦の際、海に身を投げた二位の尼の遺体が有之浦に漂着したとう言い伝えがあり、現在の光明院の隣にあった神泉寺に尼を弔って阿弥陀堂を建て尼の木像を祀っていましたが、神泉寺が廃寺になり現在は宮島歴史民俗資料館で弔っています。また、“宮島の恩人”として名高い誓真和尚が修行した寺でもあり、境内横には誓真大徳碑が建てられています。
阿弥陀様本堂にはたくさんの木魚があり信者の方と一緒にお経をあげさせていただき、コピーをいただき口パクですが御詠歌を唄わせていただきました。

御住職様はお若い方で、
お寺のお嬢さんは3歳でした。
法話は、思いを寄せると亡くなった方や仏様に見守られている自分に気がつく。
四苦八苦いろいろあるけれど一人ではない。
心を極楽へ向けて強く明るく生きていくことを学びました。
神仏や御先祖様や亡くなられた方へ思いを寄せればいつも一緒!
家族のように「見守られている自分に気がつく」というお話でした。
帰りに”おはぎ”をいただいて帰りました。いいお彼岸でした。

光明院はこれからの季節、紅葉がとても綺麗なところです。
戸を開けて中に入りお庭を拝見させていただけますよ。

白糸の滝

弥山に登る大聖院コースの入り口。
右手に白糸川が流れています。

大聖院登り口鳥居

大聖院横狛犬右

狛犬が迎えてくれます。

大聖院横狛犬左

宮島チョッパーチョッパーが落ちていました。
チョッパーはトナカイなのに
宮島ということで、
「鹿だ」と間違えたりしながら、

登っていきます。

大聖院登り口階段

懺悔地蔵。

懺悔地蔵

振り向くと、海が見えます。

白糸川振り向く

積み石が多いです。

お地蔵さま積み石

と

頭がある。

IMG_0654

お賽銭が供えてあることで、大切にされているのがうかがえ、ほっとしました。
たくさんの人がいろんな思いで、この道を通っていくのでしょう。

積み石と遠景

瀧不動

瀧不動

瀧不動横2

絵

平成17年(2005)9月6日の台風14号で大規模な土石流が白糸川で発生。
平成20年(2008)工事が完成し、約3年ぶりに登山道が開通。
ブルーシートがかけられていたり、工事のための機材があったりしたので、
まだ整備中のようでした。

白糸川上流
白糸の滝
白糸川ここまで

今にも落ちそうな大きな石です。

白糸の滝頂上

景色に変化があるので、
さほど歩いている気はしませんでしたが、
階段もありますし、歩くのが好きな方にお勧めします。

まだ工事中のところはありますが、白糸の滝まで道は整っています。
それでも山なので軽装で登らないほうがいいと思います。

とかげに会いました。

とかげ

おまけ
落し物でしょう。飾ってありました。
もみじ人形と鳥居